世界選抜唯一の勝利を引き寄せた丸山茂樹 副主将として米国選抜に再挑戦
ロイヤルモントリオールでの世界選抜の挑戦。松山にかかる期待と責任は大きい。2024年はPGAツアーで2勝。世界ランキングはチームトップの7位にいる。今夏は丸山が率いた日本代表に初めて男子の銅メダルをもたらした。 「マイク(ウィア)は五輪の英樹はいつもと違うように感じていた。僕は彼の練習中、邪魔にならないよう、明るく楽しい雰囲気でやれるようにと思っていた。笑いあって、楽しい時間を過ごせた。マイクにはあんなに笑っている英樹を見るのは珍しいことだったみたいで、僕の存在が重要だと言ってくれた。だからマイク、そして世界選抜をできる限りサポートしたい」 松山は今回が6回目の出場。通算成績は7勝10敗5分けで、特に直近2大会のシングルスマッチではトニー・フィナウとサム・バーンズを相手に引き分けに甘んじた。2022年大会では「パッティングが悪く、ポイントを追加できなかった。とてもガッカリしている。チームに貢献できなかった」と話した。「2019年は(フィナウに)最後の数ホールまでリードしながら追いつかれた。あと少しで勝てたのに。今でも悔しい気持ちになる」 今大会の世界選抜チームは韓国勢が4人。トム・キム、イム・ソンジェ、アン・ビョンフン、キム・シウーがいる。2022年大会でデビューしたトム・キムは22歳にしてツアー3勝。アンは2回目、イムとキム・シウーも3回目の出場を果たす。経験豊富なアジア勢は一大勢力。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレが率いる米国に挑む。