ヤマハ発動機初のカーボンニュートラル達成工場となる浜松ロボティクス事業所の増改築工事が完了
ヤマハ発動機はこのほど、表面実装機や産業用ロボットの開発・製造・販売を行っている浜松ロボティクス事業所において、2023年から実施していた増改築工事の完了と、1984年に「IM事業部」として始動したロボティクス事業の40周年を祝うセレモニーを行ったことを報じた。セレモニーには取引先など総勢約200名が参加し、関係者らによるテープカットも行われた。延床面積は約1.6倍、生産面積は1.8倍に拡充。これにより表面実装機の生産能力は約2倍に増強 【関連画像】カーボンニュートラルを達成したヤマハ発動機の浜松ロボティクス事業所 同事業所の増改築工事は2023年1月に着工。事業所建屋の延床面積は約1.6倍、生産面積は1.8倍に拡充された。これにより、表面実装機の生産能力は約2倍に増強される。 また、増築エリアへの太陽光パネルの追加設置や、食堂施設も含めた建物内のオール電化、そして2022年からのCO2フリー電力の導入等により、同社としては初の「カーボンニュートラル達成工場」となる。 この増改築による能力増強は、中期経営計画(2022年~2024年)における成長事業への戦略的投資の一環。同社は、ロボティクス事業の強みである顧客現場に寄り添う技術・営業・サービスの体制をさらに強化し、伸長する市場で事業規模と領域を拡大し、収益力強化を図っていく。 ■ヤマハ発動機 浜松ロボティクス事業所 概要 ●所在地:静岡県浜松市中央区豊岡町127 番地 ●延床面積:5万2317平方メートル(増築前)⇒ 8万5858平方メートル(増築後) ●従業員数:約1900名(2024年9月時点)※非正規従業員含む ●事業内容:表面実装システム・産業用ロボットや半導体製造装置の開発・生産・販売
MotorFan編集部