SMILE-UP.、“NGリスト流出”調査結果概要を報告 旧ジャニーズ側へのリスト事前共有は無し・会見運営会社「深く考えていなかった」
【モデルプレス=2024/08/27】SMILE-UP.が8月27日、公式サイトを更新。2023年10月に行われた旧ジャニーズ事務所の会見で明らかになったNGリストについて、会見運営を委託していたコンサル会社「FTIコンサルティング」(以下、FTI)からの調査結果を公表した。 【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦 ◆SMILE-UP.、“NGリスト”調査結果を公表 旧ジャニーズ事務所は10月に新体制について説明した会見を実施。その後同会見で特定の記者を指名しないようにする“NG記者リスト”の存在が判明し、同月中に確認結果を公表。リストの作成・共有などに事務所は一切関与していないことや、該当記者に対する「NG」は指名しないというわけではなく要注意の意味であったことから、NGに該当する記者やそれ以外の記者も均等な割合で指名したと主張していた。 そして、当時FTIからFTI社内、及び関係者に対する調査を行うとされていたことから、今回はその調査結果の概要を報告。概要内では、「作成経緯」「流出について」と、FTIに対する結論がまとめられている。 ◆“NGリスト”旧ジャニーズ側に事前共有なし「深く考えていなかった」 まず、作成経緯については10月の確認結果の公表にある通り、旧ジャニーズ事務所、及び西村あさひ法律事務所・外国法共同事業は関与しておらず、リストはFTI社員が会見直前に作成した後、会見当日に旧ジャニーズ事務所ではなくイベント担当者側にLINEなどを通じて配布。旧ジャニーズ事務所や西村あさひ氏側への共有がなかった理由についてFTI担当者は「深く考えていなかった」と説明している。 リストの流出についてはFTIほか外部委託先を対象に鑑識調査を行ったが、FTI側は全員、外部流出への関与を否定し、調査からも流出の事実は確認できなかったという。しかし、FTIの業務委託先であるA社は、調査に対し「心身の不調」を理由に応じず、A社の業務委託先であるB社に対する調査では担当者の内2人のみデータを十分に確認できていないとした。 ◆「不利益や損害を与えようとしたものではない」会見運営会社が発表 最後には、FTI社は旧ジャニーズ事務所に対して意図的に不利益や損害を与えようとしたものではないと説明し「その責任を認めて弊社に対して謝罪した上で、業務委託料の支払いを受ける権利を放棄する」と申し出ていることを明かしている。(modelpress編集部) 情報:SMILE-UP. https://www.smile-up.inc/s/su/group/detail/10044?ima=1448 【Not Sponsored 記事】
modelpress