これからは香水でスキンケア?人気セレブが画期的なフレグランスを発売
フレグランスの“スキンケア化”
クリーンな化粧品と同様、クリーンなフレグランスも昔からあるけれど、ここ数年は、SNSの普及やスキンタイプに対する理解が進んだことを受けて人気が一段と高まっている。実際、敏感肌の人には“香料”が含まれた商品を避ける人が多い。香料が含まれている商品には、何千何百もの化学物質が含まれている可能性があるからだ。 オーストラリア発のブランドAYUは、2000年代初期からクリーンなフレグランスオイルを生産しており、ホホバオイルや小麦胚芽などの美肌成分や、バランス調節作用と治癒作用のあるアーユルヴェーダのハーブ(アシュワガンダやアムラ)をブレンドした香りに力を入れている。 「AYUの着想を得たのは、現ビジネスパートナーのアラナ・クインと旅をしていたときです。その旅の中で私たちは、美しい花農家の伝統的な職人によって作られた極上のパフュームや信じられないほど素晴らしい香りに出会い、さまざまな花やスパイスが栽培・収穫・蒸留される過程を目にしました」と語るのは、AYU共同創始者のマデリン・ウィッター氏。 「その旅から帰った私たちは、さまざまなエッセンシャルオイルと花の香りをブレンドし、それをアーユルヴェーダのハーブや天然のキャリアと組み合わせて、オリジナルのアーユルヴェーダブレンドを作るようになりました。そして、特定のブレンド(いまはSouqという商品名で販売されている)を完成させると、見知らぬ人から褒められることやパフュームの名前を知りたいと言われることが増えてきました。それで生産に乗り出したのがAYUの始まりです」 AYUのフレグランスは敏感肌の人を対象に作られているけれど、アルコール不使用なので、すべてのフレグランス愛好家にオススメの商品となっている。 なににおいてもスキンケアを意識する傾向が強くなり、フレグランスにも成分表示がされるようになったことで、私たち消費者は「なにを買うか」「なにを肌に塗るか」をいままで以上に考えるようになってきた。今後さらに革新的な商品が登場し、各ブランドに対する消費者の要求が高まるのに伴って、フレグランスの“スキンケア化”は2024年の大きなトレンドとなるだろう。 オーラベラのフレグランスとAYUのパフュームオイルの詳細は、それぞれ以下のサイトでチェック。 ※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。