ケーキの綺麗な食べ方指南。フィルムの剥がし方は?途中で倒れそうになったらどうする?基本的なマナーと食べ方を解説
クリスマスが近づき、あちこちのお店でクリスマスケーキの予約受付が行われています。種類豊富で見た目にも楽しいケーキですが、いざ食べ始めると早々に崩れてしまったり、横倒しになってしまったりして、きれいに食べるのが難しいスイーツでもあります。ケーキを最初から最後まで上品に食べるコツをお伝えします。 【写真】ケーキは何種類かに分けられる * * * * * * * ◆ケーキの食べ方の基本 (形状別の食べ方)ケーキの形状は主に三角形、四角形、円形の3通りがあります。 食べ方の基本として、以下のポイントを押さえておきましょう。 ・三角形のケーキ 先端のほうから食べていきます。 ・四角形のケーキ 手前の左側から食べていきます。 ・円形のケーキ 手前から食べていきます。 (知っておくと便利なテクニック)・ケーキのフィルムをフォークで剥がす ケーキのまわりについているフィルム。指でつまんで剥がすという人も多いと思いますが、人前でやるのはためらわれるのと、手が汚れてしまうのが気になるところです。 そんなときに活躍するのがフォークです。フォークの先でフィルムを挟み、ケーキと接している面が内側にくるようにして巻き取りましょう。これで手を汚さずにきれいに剥がすことができます。巻き取ったフィルムはお皿の端に寄せておきましょう。 ・ケーキは倒れるより先に倒す ケーキを食べ進めるうちに、バランスが崩れてきて倒れてしまった…なんて経験はありませんか? 崩れやすいケーキや倒れやすいケーキは、フォークやナイフを使って倒してから食べるのがおすすめです。 これはマナーとしては問題なく、むしろ食べている途中で倒れてしまうほうがよくないとされています。
◆ケーキの種類別食べ方のポイント (ショートケーキ)ケーキに乗っている苺は一番はじめに食べたくなりますが、乗っている位置まで食べ進めた段階で食べるのがマナーとされています。 (タルト)硬いクッキー生地が底に敷かれているため、食べるのに苦戦しやすいケーキです。 ナイフで切り分けるか、上から垂直にフォークを刺して底に穴を開け、そこからフォークを倒して切っていく方法がおすすめです。 (ミルフィーユ)薄い生地が幾重にも重なっている構造上、軽くフォークを入れただけで簡単に崩れてしまいます。そのため、そのまま食べるのではなくナイフで切ってから食べるのがおすすめです。 とはいえ一気に底まで切ると崩れてしまうので、真ん中までナイフを入れ、一口サイズに切り分けながら食べるとよいでしょう。そのままでは切りにくければ、倒してから切ってもマナーとしては問題ありません。 また、こぼれたパイ生地はクリームにつけて食べるときれいに食べ切れます。
「婦人公論.jp」編集部