進路が決まらない!そんな時に、高校生と保護者がやるべきこと【体験談あり】
進路を決めるためにできること
将来やりたいことや志望大が決まっていないかたも、高校卒業までには何らかの進路を決めなければなりません。 高1、2のうちから焦る必要はありませんが、決定のためには自分で行動することも大切。 多くの高校生が実践している、進路決定につながりやすいアクションをご紹介します。 お子さまが「やりたいことが見つからない」と迷っているようなら、「こんな方法もあるよ」とアドバイスしてあげてください。また、下記の中からお子さまが考えやすい、行動しやすい方法からスタートしてみるのもよいでしょう。 【やりたいことが見つからない・わからない場合】 <自己分析をする> 進路検討の基本になるのは、「将来どんなことがしたいのか」「何をしていると楽しいか」をじっくり考えてみることです。 「サッカーとゲームが好きだけど、将来の仕事や大学の学びと結び付かないのでは?」などと悩む高校生も多いかもしれませんが、たとえばゲームならプログラミングやマーケティングなどの学問につながっています。 そのほかのあらゆる興味も、さまざまな学問や職業と結び付けることができます。 自己分析をもとに、通っている高校の先生などに相談してみることで、進路の方向性が明確になる場合も少なくありません。 <やりたい職業から逆算して考える> 目指す職業があるなら、「その職業に就くにはどんな資格や知識が必要か」→「大学でどんな学問を学べばよいか」と逆算して考えることで進路を絞り込みやすくなります。 <社会や未来に関心を持つ> 「どんなことに興味があるのかわからない」といった高校生には、新聞やネットニュースを継続的に読むのがおすすめです。 さまざまな社会問題にふれながら、特に興味を感じたトピックについて調べていく中で、学びたい学問が見えてくる可能性も。また、ニュースに登場した人や、解説者の経歴を知ることで、多様な進路を知るきっかけになるかもしれません。 <やりたくないことから考える> 「学びたい学問が見つからない」「就きたい職業がない」といった場合は、逆にやりたくないことをピックアップしてみるのも一つの方法です。 「やりたくない」も大事にすべき気持ちの一つ。 「それ以外で、どんな学問や職業ならアリかな?」と考えてみることも、進路選択のヒントになります。