レッスン記事の「ヤフコメ」に、解説したプロがコメント返し!【100切り 2024年特別編 #4】
“100切り”を達成するために大切なポイントを、東京都港区のゴルフスクール「広尾ゴルフインパクト」のインストラクター・後藤悠斗プロに解説してもらう同連載。今回は年末年始特別編! 「普段から自分の記事のコメントはチェックしています」という後藤プロが、2024年にYahoo!ニュースに掲載された記事のコメント欄から、気になるコメントをピックアップしてコメント返しを行った。 【前回の記事】レッスン記事の「ヤフコメ」に、解説したプロがコメント返し!【100切り 2024年特別編 #3】
後藤「クエスチョンには積極的に答えていきたいですね」
記事タイトル: 番手間の距離、100切りを目指すゴルファーはコントロールショットする必要はない!? その理由とは【100切り】 ピックアップしたコメント: 『100切りゴルファーにコントロールショットは必要ない。 ホントにその通りなんですが,私の場合PWが110ydです。でもAWが何故か80ydなんですね。 そこで100~90ydの場合PWのコントールショットになるのですが、これがなかなかうまくいかないんですね~笑 間にウェッジもう一本を入れたらいいのだろうけど、そうするとチッパーを抜かないといけないし、どうすればいいですかね~?笑』 後藤:こういうクエスチョンをしてくれたコメントには積極的に答えていきたいですね。 元記事の内容をざっくり説明すると「距離を調節したい場面の多くは短めの番手でグリーンを狙う時。となると番手間の飛距離のギャップはそもそも小さいし、グリーンは狭くても縦に20ヤードはあるから、センターを狙えば手前と奥でそれぞれ10ヤードずつ余裕がある。だからコントロールショットを打つより、手前と奥どちらがより安全かを考えて番手選択をしたうえでフルショットで打てばいい」という話でしたが、コメントの方はPWとAWで30ヤードもギャップができてしまっています。 ピックアップしたコメントには、別の方からのアドバイスがあって『3Wや5番アイアンなど使用頻度の少ない上のクラブを抜いて、PWとAWの間のロフトのウエッジを足したら良いかと思います』という内容です。 ピックアップしたコメントを投稿した方がアドバイスに返信する形で、ロフト構成が『PWが41度でAWが48度,SWが55度』であること、そして『このロフト構成だとPWとAWの間に入れるより、全部変え替えたほうが良いかなとも思ったりしています』と、さらに情報が出ていました。 結論から言うと、僕も全部替えたほうがいい派です。 14本の構成についてウェッジのロフト構成から推測すると、まずかなりロフトの立ったアイアンを使っていると思います。PWで41度ならおそらく7番アイアンくらいまでしかないモデルで、アイアンに合わせて単品ウェッジを買ったか、アイアンと同じモデルをセットで使っているのではないでしょうか。 仮に7番アイアンからのセットであれば、アイアンとウェッジで計6本。ドライバーにパター、そしてチッパーも入れているようですから、フェアウェイウッドかユーティリティで5本入っていることになります。 となると上の番手から1本を抜いてPWとAWの間に1本追加する案が思い浮かびますが、すると今度は6本同じアイアンセットのなかに、1本追加する形となり非常に「違和感のあるクラブ」となってしまいます。 だから1本加えるよりはガラッと変えたほうがいいですね。番手間のつながりを考えるなら、アイアンから変えるのがいいかと思います。もう解決してるかもしれないですけど、もしまだだったら参考にしてみてください。