髪の毛は週に1回洗えばOK!? 洗う頻度の正解は?【米皮膚科医が解説】
オイリーヘア
毎日または1日おき。ゴールドバーグ医師が患者さんに“原則として”勧めるのもこの頻度。
乾燥してごわついた髪
週に1回。「髪が乾いてごわついている人は皮脂の分泌量が少ないので、それほど頻繁に洗わなくていいですよ」とゴールドバーグ医師。4~5日おきに水洗いして、シャンプーではなくクリーミーなコンディショナーで潤す(海外“コー・ウォッシュ”と呼ばれる方法)くらいがちょうどいいという人もいる。「コンディショナーならクリームベースで硫酸が含まれていない分、髪の水分が保持されやすくなりますよ」とホールズワース。「普通のコンディショナーでは老廃物が蓄積してしまう可能性があるので、コー・ウォッシュには必ずコー・ウォッシュ専用の商品を使ってください」
カーリーヘア
頭皮がキレイに保てるのなら、2週間に1回でいいですよ」。でも、それ以上髪を洗わないのは危険。「頭皮のバランスを保つためにも、2週間に1回は何らかの形(ドライシャンプーでもOK)で洗ったほうがいいですね」。コー・ウォッシュはカーリーヘアにもオススメ。
細い髪
毎日または1日おき。ゴールドバーグ医師によると、細い髪は太い髪より油っぽくなりやすい。 自分に合った頻度を見つけるためには、ある程度の試行錯誤が必要になる。「髪の見た目と手触りを参考にしてください」とゴールドバーグ医師。髪がパサパサでごわついているときは、シャンプーの頻度を減らしてみて。逆にベタベタしているときは頻度を1~2日増やしてみよう。
シャンプーの仕組み
ツァイヒナー博士によると、シャンプーの目的は毛幹の汚れ、油、ヘアケア商品を取り除くことにある。もちろん頭皮に達したら、ボディソープと同じように頭皮をキレイにしてくれる。
自分に合ったシャンプーの見つけ方
ツァイヒナー博士によれば、自分に合ったシャンプーを使うだけで髪と頭皮の状態が大きく変わる。そして、髪と頭皮の状態は、髪を洗う頻度を決める上で大事な要素。だから自分に合ったシャンプーを使うことが非常に大切。 「細い髪にドライヘア用のシャンプーを使うと髪が重くなり、ペッタリした感じになることがあります」とツァイヒナー博士。そして、ドライヘアやごわついた髪にクラリファイング(頭皮と髪の蓄積物を取り除く)シャンプーは強すぎる。 「ほとんどのシャンプーには、油と汚れを落として泡立ちをよくする界面活性剤と、香りや高級感を出すための成分が含まれています」とゴールドバーグ医師。「オイリーヘア用のシャンプーには界面活性剤が多いのに対し、ドライヘア用のシャンプーは刺激が低めですね」 ツァイヒナー博士いわく、硫酸不使用のシャンプーは髪にやさしいので、ドラッグストアや美容院でチェックしてみよう。 そして、シャンプーの頻度を変えても調子が上がらないときは、皮膚科医にオススメの商品やケア方法を聞いてみて。 ※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。