【入門編】大阪カレーの人気店3選!「毎日食べられる味噌汁のようなカレーを作りたい」
昆布やカツオがベースのスープにスパイスを重ね合わせる『創作カレーツキノワ』@堺筋本町
【和ダシカレー】 和ダシとスパイスを組み合わせたカレーを出す店が多いのも、大阪カレーの特徴のひとつ。油分なしや少量のことが多く、胃がもたれないというメリットからも好まれている。親しみのある味わいなので日常食的に楽しめる魅力も。 「毎日食べる味噌汁のようなカレーを作りたいと思って」と2012年に始めた間借り店時代から、和ダシをベースにしたカレーを作り始めた店主の菅さん。昆布、カツオ、イリコなどの和ダシをベースに、チキンカレーやキーマカレー、日替わりカレーなどを掛け合せた創作カレーを提供している。 チキンカレー1000円+ミニキーマ250円 小麦粉を使わずさらりとした「チキンカレー」は、鶏モモ肉のイノシン酸と昆布などのグルタミン酸が掛け合わされることで、コクある旨みが誕生。上品な旨みとスパイス感が共存する。 ダルやキャベツの燻製マスタード炒めなどの副菜や大粒で粘りの少ないカルローズ米のターメリックライスなど、皿の上のバランスの良さも魅力。また、辛さよりも風味を優先したスパイス使いも特徴。味わい深く、胃に優しいことから、連日通い詰める常連も多い。 [住所]大阪府大阪市中央区南久宝寺町1-1-3KT船場ビル2階 [電話]06-6265-8336 [営業時間]11時半~16時(15時半LO)、18時~21時(20時半LO)※ディナー営業は火のみ [休日]水 [交通]地下鉄堺筋線ほか堺筋本町駅9出口から徒歩6分 撮影/井原完佑、取材/高田強 ※2024年9月号発売時点の情報です。 …つづく「なんと総重量「4キロ超」…!秋葉原の《デカ盛り》を食べ歩きしたら想像以上にヤバかった」では、聖地と言われるアキバのデカ盛りの味、食べ応えを覆面調査隊が実食レポートしています。