イスラエルに「痛み伴う」報復 イラン情報筋が示唆
(CNN) イランの高位の情報筋は30日、イスラエルに「決定的で痛みを伴う」報復攻撃を行うとCNNに明らかにした。米大統領選の前に実施される可能性が高いという。 イスラエルは今月25日にイラン国内の軍事目標を攻撃し、翌日攻撃したことを発表した。この攻撃についてイランは被害は限定的だったなどと述べ、過小評価する姿勢を見せていたが、今回の情報筋の発言はそうした姿勢からの転換を示している。 情報筋は「(イスラエルの攻撃に対する)報復措置は決定的で痛みを伴うものになる」と述べた。ただし、いつ実行に移すかは明示せず、「米大統領選の前に行われる可能性が高い」とした。 CNNはこの発言についてイスラエル軍にコメントを求めている。 イランの最高指導者ハメネイ師はイスラエルの攻撃後初めてとなるコメントで、攻撃は「誇張されるべきでもなければ、過小評価されるべきでもない」と述べ、慎重な対応を示していた。