FNNプライムオンライン

日本で迷惑行為を繰り返し有罪判決を受けた「ジョニー・ソマリ」元被告が、韓国で再び迷惑行為を行い、通行人に殴られる被害に遭った。韓国のSNSでは「暴行はやりすぎ」との意見や「勇者が現れた」との声が上がっている。 【画像】ソマリ元被告がライブ配信中に何者かに跳び蹴りされ、追いかけられる一部始終（合計5枚）

大音量で北朝鮮の音楽…韓国で迷惑行為繰り返す

日本で問題行動を繰り返し、有罪判決も受け強制送還となった迷惑系動画配信者「ジョニー・ソマリ」こと、イスマエル・ラムジー・カリド元被告が、今度は、韓国で迷惑行為を繰り返している。 ソマリ元被告は、韓国で迷惑行為を繰り返し物議を醸した上、通行人に殴られる被害に遭った。 路上で動画配信をしていたソマリ元被告に、突然グレーのジャケットを着た人物が殴りかかってきたのだ。 その後、ソマリ元被告は、怪我をしたのか眉の辺りに絆創膏を貼って動画配信を続けた。 ソマリ元被告は2023年、大阪のホテル建設現場に無断で侵入するなど、連日、迷惑行為を繰り返し、その様子を動画で配信した。また、大手牛丼チェーンの店内で、大音量で音楽を流すなどして、業務を妨害した罪で、有罪判決を受けた。 さらに2024年4月には、イスラエルのデモ現場を訪れてライブ配信を行い、その際に女性警察官を侮辱する言葉を繰り返し、他の警察官に一時拘束された。 そして、今回訪れた韓国では、慰安婦像とみられる少女の像の隣に座り、キスをする動画を配信した。 コンビニエンスストアのイートインスペースでも、やりたい放題だ。食べていたインスタント麵のスープをテーブルの上に捨てた上、落ちた麵を拾い上げ、ドアに向かって投げたのだ。 さらに、飲酒禁止の店内で酒を飲み、店員に注意されても改める様子はなかった。また、バスの中では北朝鮮の音楽を大音量で流し、地下鉄の車内では、わいせつな動画を流す始末だ。

「韓国を見下すYouTuberを懲らしめた」暴行に賛否

こうした迷惑行為が韓国国内で物議を醸す中で、24日、路上でのライブ配信中に突然、ソマリ元被告が通行人に殴りかかられたのだ。 その通行人は、スマートフォンを奪って逃走した。ソマリ元被告と一緒にいた人物が追い掛けると、相手は奪ったスマートフォンを投げ捨て、その場から去って行った。 さらに4日後の28日には、同じくライブ配信中に何者かに跳び蹴りされ、追いかけられる騒ぎがあった。ソマリ元被告は路上にひき倒され、複数回蹴られた。 地元メディアによると、韓国のSNSでは「暴行はやりすぎ」という意見のほか、「韓国を見下すYouTuberを懲らしめた」「勇者が現れた」などとする声も上がっているという。 （「イット!」10月30日放送より）