転び方も受け身で「一流」 パリ五輪柔道メダリストら、滋賀の子ども指導
柔道の五輪代表らが18日、滋賀県長浜市木之本町木之本の「きのもと認定こども園」を訪れた。一流の技を披露したほか、柔道の受け身を活用した「安全な転び方」を園児らに指導した。 【地図】柔道五輪代表が指導したこども園がある滋賀県長浜市 2025年の国民スポーツ大会(国スポ)で同市が柔道の会場になっていることをPRしようと、市などが行った。リオデジャネイロ、東京、パリと3大会連続で五輪に出場し、東京とパリでは混合団体で銀メダルに輝いた女子の高市未来選手ら3人が講師を務めた。 高市選手は「柔道を皆さんに楽しく体験してもらえたらうれしい」と園児らに言葉をかけた後、内股などの技や自身が獲得した銀メダルを披露した。 その他、園児らは、お辞儀やあいさつのやり方など柔道の礼法、受け身の基本動作を応用して転倒時にけがを防ぐ方法などを学んだ。