「プレミアリーグ以外からも…」マンC、FFP違反確定なら処分だけじゃない!?複数クラブが訴訟か「プロセスが始まるだろう」
マンチェスター・シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反疑惑の渦中にあるが、もし有罪判決が下された場合、様々な処分だけでは終わらない。プレミアリーグだけでなく他国のクラブからも訴訟を起こされる可能性が高いと、英メディア『フットボール・インサイダー』が報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ マンCは2009年から2018年にかけて115件のFFP違反を犯した疑いで告発を受けており、来年には最終的な判決が下される見通しとなっている。もし有罪が確定した場合は、勝ち点の剥奪やプレミアリーグからの降格、過去のタイトル剥奪、全ての大会から追放などの案が浮上しており、いずれも重い処分になるとの見方が強い。さらに、処分だけでなく、違反により損失が生じたと考えるクラブから訴訟を起こされる可能性がある。 すでにアーセナル、リバプール、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドは、重大な違反が判明した場合に賠償金を求める権利を留保する法的通知を提出している。それを踏まえ、マンCの元財務顧問であるステファン・ボルソン氏は「シティがプレミアリーグに協力しなかったというだけの罪で有罪判決を受けた場合、いかなる賠償も支払われることはないと思う。それはまた別の話だ。それはクレームにつながるものではない。なぜなら、それはスポーツ上の優位性につながらないからだ。シティが重大な容疑で有罪と認定されるかどうかに焦点が当てられる。その後、多数のクラブが訴訟を起こすプロセスが始まるだろう」とし、「理論的には、プレミアリーグ以外からも請求が来る可能性がある」との見解を示した。
フットボールチャンネル編集部