<センバツ>センバツ出場の広陵、グラウンドで人文字 選抜旗授与式も
来月23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に6年ぶりに出場する広陵高校(広島市安佐南区)で26日、選抜旗授与式があった。式に先立ち生徒約700人がグラウンドで人文字を作り、選手たちの活躍を願った。 午後1時半ごろ、同校の1、2年生700人が選手たちが練習に使うグラウンドに集合。校名の「KORYO」と、日本一を意味する「21」を描いた。毎日新聞社がヘリコプターから人文字を撮影し、丸山昌宏・同社社長の激励メッセージが入った筒を投下した。 講堂であった授与式では、堀雅充・同社広島支局長から国貞和彦校長にスクールカラーのえんじ色の選抜旗が手渡された。また、同社が大塚製薬の協力で製作した91回大会記念スクイズボトル120本も贈られた。堀支局長は「伝統校の復活に全国のファンが注目している。甲子園ではスタンドの応援などチーム力、学校力が問われる」とする社長メッセージを代読。開会式の入場行進で旗を持つ秋山功太郎主将(2年)は「一戦必勝の覚悟で臨み、感謝の気持ちでプレーしたい」と意気込みを語った。 生徒会長の森川未悠さん(2年)は「積み重ねてきた努力が報われることを願い、応援しています」と激励した。【隈元悠太】