福岡大大濠が全勝Vでウインターカップへ 福岡県予選 福岡第一に快勝 日本代表合宿メンバー渡邉伶音が躍動
バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)福岡県予選は4日、福岡市のアクシオン福岡で男女の決勝リーグ最終戦が行われ、全勝対決となった男子は福岡大大濠が84―57で福岡第一を破って3戦全勝で頂点に立った。ウインターカップで2連覇を狙う福岡第一は2勝1敗で2位。福岡県の出場枠は男女各2枠あり、両校とも12月23日開幕の本大会(東京体育館など)に出場する。 ■三角巾、頭に包帯…インターハイ激闘で負傷、病院へ【写真】 福岡大大濠は日本代表のアジア・カップ予選直前合宿メンバーに選ばれた渡邉伶音(3年)が前半からインサイドで躍動。U18(18歳以下)日本代表の高田将吾(3年)や2人とともに1年時からメンバー入りしている湧川裕斗主将(同)も得点を重ねた。福岡第一も八田滉仁主将(同)が個人技でスコアを積み上げたが、ライバルの堅い守備を崩せなかった。 両校は昨年のウインターカップ決勝で対決し、福岡第一が制した。今夏の全国総体でもそろって4強入り。高校年代最高峰の日清食品U18トップリーグでも福岡大大濠は4戦全勝、福岡第一も3勝1敗と好調で、ウインターカップの優勝候補に挙げられている。 同じく2勝0敗同士の対決となった女子は、精華女子が全国総体4強の東海大福岡を73―55で下し、5年ぶりの頂点に立った。両校ともウインターカップに出場する。
西日本新聞社