大岩監督、日本史上初の五輪代表監督“続投”で60年ぶりメダル目指す…山本NDも太鼓判「日本の未来を託せる」
2028年のロサンゼルス五輪を目指すU-23日本代表監督に就任した大岩剛監督が記者会見を行った。 大岩監督は今夏行われたパリ五輪でもU-23日本代表を指揮し、結果はベスト8。日本史上初の“続投”を果たし、1968年のメキシコシティ五輪以来のメダル獲得を目指す。またスタッフには鹿島アントラーズのコーチを退任した羽田憲司コーチがパリ五輪に引き続き入閣し、佐藤洋平GKコーチが新任として就任する。 大岩監督の続投の理由について、宮本会長は「まずは技術委員会でのしっかりとした高い評価がありました。U-23アジアカップでの優勝、残念ながら目標には届かなかったですがパリ五輪を総合的に評価して、大岩さんにお願いすることにしました」と説明。山本ダイレクターは「育成と勝利という難しい仕事の中、日本の未来を託せる」と、大岩監督を高く評価して続投をオファーした。 大岩監督にはパリ五輪終了後にJリーグクラブから就任の打診があったものの、「パリ五輪が終わって協会と成果と課題を振り返る中で、早い段階でオファーをいただきました。私自身に評価してくださるJクラブも含めてしっかりと自分の中で整理しながら、今回の続投オファーを受ける決断をした」と経緯を説明。改めてパリ五輪については「積み重ねてきたものが、ある程度は出せたと思っています」と振り返りつつ、「もちろん勝負の世界なので、勝ち上がって目標のファイナルに進むことは出来ませんでしたが、その目標を新たにロス五輪でも基準、目標、目的を明確にした中でチームを作り上げたい」と意気込んだ。
SOCCER KING