【横浜】ペストリーショップ「ドーレ」パンライターが推すおすすめパンをご紹介
【横浜】ペストリーショップ「ドーレ」パンライターが推すおすすめパンをご紹介
ライターの坂本リエです。1998年のホテル開業以来初となるペストリーショップ「ドーレ」が2024年9月にリニューアルオープンしました。改装のテーマは「フレンチモダン+オーガニック」。白を基調とし、ホテルの上質さを大切にゴールドをアクセントにしたフレンチモダンスタイルで、自家製の発酵種を使ったこだわりのパンや季節限定商品を取り揃えています。今回は人気商品と新作パンを紹介します。
毎日食べても飽きの来ない食べやすさを追求した「ドーレ」のパンは50種類以上
横浜駅西口地下街直結、横浜ベイシェラトンホテル内にあります。雨が降っていても濡れることなくお店にアクセスできるのはうれしいポイント! ドーレでは、小麦やバターの味わいを活かした毎日食べても飽きのこないパン作りを心がけているそうです。配合や発酵の取り方・製法にこだわっていて、妥協しない生地の発酵熟成を重要視しているんだとか。 例えば食パンは、イーストを増やして発酵の時間を短縮させる製法もありますが、ドーレでは仕込んだ後に2時間かけてじっくりと発酵させるそうです。 熟成まで時間をかけることで、より香りと味が引き立つ仕上がりになるそうですよ。また、小麦の香りを十分に引き出すには、とにかくしっかり焼き込む事が大事だそうです。
パンは生鮮食品なので買ったその日のうちに食べて欲しい
「パンは生鮮食品なので買ったその日のうちに食べてほしい」と話すのは、ベーカーシェフ森広さん。まさにそうだと思います! 冷凍は出来るとはいえ、早く食べるのに越したことはないですね。ここで私が選んだ3点を紹介します。1つめはベーカリーの新商品「チュアオチョコレートとカスタードのパンスイス」。今トレンドのパンスイスとは、クロワッサン生地にさまざまな具材が巻きこんである進化系クロワッサンです。表面の美しい模様が人気の理由の1つです。希少なカカオ“チュアオ”を使って折り込んでいます。チョコレートの深い風味と、滑らかで口当たりのいいカスタードクリームが混ざり合うと至福ですね。2つめも新商品「ミルククリームあんぱん」。茶葉の栽培から製造、仕上げ、抹茶の石臼による挽きあげまでをおこなう宇治茶の老舗【堀井七茗園】の宇治抹茶を使っています。抹茶の風味とミルクのコクのバランスが抜群! しっとりふんわりとした柔らかな生地にはくるみが練り込まれていて、香ばしく食感が良かったです。3つめは人気商品「横市バター あんバターフランス」。新鮮な北海道芦別産牛乳を使い、さっぱりとした味わいで純度が高い横市バターを使ったあんバターフランス。合成着色料や保存料を全く使わず、防腐剤の代わりに天然の塩を入れ真空にして雑菌の混入を防ぎ練り上げたバターとなっています。まるで生クリームのようなミルキーでコクがあるけど、後味はさっぱりとしています。濃厚ですが、くどさがないので厚みがあってもぺろりと食べられます。北海道産の良質な小豆から作られている粒あんは粒感が残っていて水分はほどよくしっとりとしています。外はカリッと中はもっちりと弾力がある生地は、噛めば噛むほど小麦の香りが口の中に広がります。ぜひリニューアルオープンしたドーレに足を運んでみてください。 About Shop ペストリーショップ「DORER(ドーレ)」 浜市西区北幸1-3-23 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ B1 【月~土】10:00~19:00 【日・祝】10:00~18:00
ウフ。編集部 アンバサダー 坂本リエ