お菓子マスターが太鼓判!「外国の方に喜ばれる手土産スイーツ」見た目も楽しい逸品
いま、この瞬間にも画期的なスイーツが生まれ、バリエーションが拡大中の日本のスイーツの世界。そのなかで自信をもって薦められるものとは何か?お菓子マスターたちが、目的と用途別に「推し」を教えてくれました。
【外国の方へ手土産を持っていくならば】「銀座菊廼舎(きくのや)」の冨貴寄(ふきよせ)ことほぐ ●下園昌江さん(お菓子研究家)のおすすめ
■日本の代表的な「寿ぎモチーフ」を加えた、吹き寄せ菓子 寿(ことほ)ぐの意味を込めた吹き寄せ菓子がひと缶にぎっしり。「蓋を開けたらお目見えする華やかな富士山や鯛、松竹梅。日本の代表的なおめでたいモチーフがお菓子で表現されていて、海外の方にも喜ばれそう。打ち物や金平糖などの昔ながらの和菓子をはじめバターを使わない歯応えある和風クッキーなど、バリエーション豊かで見て食べて楽しめます」(下園さん)
2,484円(1缶) 【銀座菊廼舎】 東京都中央区銀座5-9-17 銀座あづまビル1F 営業時間/9時30分~18時(土・日曜、祝日9時30分~17時30分) 定休日/水曜
「とも栄(NANASAN)」のMIO ●平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト®︎)、スイーツなかのさん(スイーツ芸人)のおすすめ
■美しい多面体に仕上げた琥珀は宝石のよう 和菓子店の若き後継者が考案した、美しい"ネオ和菓子"。「表面はシャリッ、中はもちっとした食感ですが、ゼラチンではなく寒天を使い、日本的でヘルシー。甘酸っぱいベリー味なので海外の方も食べやすい」(平岩さん) 「琥珀糖は海外でも注目度が高く、宝石のような多面体もウケがよさそう。中の寒天のぷるんとした食感も楽しめます」(なかのさん)
1,728円(10個入り) 【とも栄(NANASAN)】 滋賀県高島市安曇川町西万木211-1 営業時間/9時30分~18時30分 定休日/元日 撮影=大山克巳 sono(mame) スタイリング=加藤房子 渡辺陽子 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部) 『婦人画報』2023年11月号より