「ラッキーもあった」石川遼は小技が冴えて68 バンカーからラフからチップインバーディー
◇男子ゴルフツアー ダンロップフェニックス第2日(2024年11月15日 宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71) 【写真】18番、ラウンドを終え石川遼と握手を交わす松山英樹 48位から出た石川遼(33=CASIO)は5バーディー、2ボギーの68で回り通算3アンダーの36位で予選を通過した。 ホールアウトした石川は「ラッキーもあったし、凄くついていた。そこだけでぎりぎり予選通過みたいな感覚」と悔しげに話した。 フェアウエーキープは14ホール中7ホールでティーショットが乱れる場面があり決して満足できる内容ではなかった。苦しい展開の中でスコアを支えたのは小技だった。 8番ではグリーン左バンカーから放り込み「狙っていた訳ではないけど、良いバンカー(ショット)を打てた」と胸を張った。 15番では左手前のラフからチップインバーディー。「入る確率はわずかにあるかなと思ったけど、まずはパーを取りたい状況。バーディーが来て安心した」と振り返った。 決勝ラウンドに向けては「残り2日間は今日以上の良いゴルフを絶対にしたい」と力を込め、日が暮れるまで練習場で打ち込んでいた。