広瀬すず、是枝作品2度目の四姉妹末っ子 「こんなチャンスはないと思って」 配信ドラマ『阿修羅のごとく』
女優の宮沢りえ(51)、尾野真千子(43)、蒼井優(39)、広瀬すず(26)が2日、東京都内でNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」(2025年1月9日から独占配信)の完成報告会に出席した。 ◆広瀬すずの横顔と美背中【写真】 同作は日本のホームドラマの礎を築いた脚本家・向田邦子さんの最高傑作として名高いドラマシリーズ「阿修羅のごとく」を、是枝裕和監督がリメーク。幸せそうに見えた四姉妹が突如訪れた家族の不穏に阿修羅のように、ときに争い、ときに笑う。 生け花を教える長女・綱子を演じる宮沢は配信を前に「すごく楽しみな気持ちと、元々『阿修羅のごとく』を好きでいらっしゃる方たちの感想が怖いようなうれしいような楽しみのような気持ち」と語った。「私は姉妹がおりませんけど、本当に実の妹ができたよう」とほほ笑んだ。 専業主婦の次女・巻子を演じた尾野も「大先輩方のみんなが知っている作品に『私が出るの!?』という、本当に恐怖でしかなかったですし、すぐにやりますと言っていいのかも戸惑った」とオファー時の思いを明かした。「最高のものができたと思っております。胸を張って皆さんに見てと言ってもらえる作品」と熱弁した。 三女・滝子を演じた蒼井は「全部見てしまうのがこんなに寂しいことはあるのかと、まだ夢の中にいたい気分」と語り「最終話だけ皆さまと同じタイミングで見ることを楽しみに私も待っている状態」と期待に目を輝かせた。 一方で、待ち切れずに一気見をしたと明かした四女・咲子役の広瀬は「離れるのも寂しいなと思うほど、とてもいとおしく、宝物な作品になりました」とアピール。是枝監督の映画「海街diary」でも四姉妹の末っ子を演じた広瀬は「四姉妹の末っ子を2回もやると思わず…」と笑顔を見せ、「キャストのお姉ちゃんたちを聞いて、こんなチャンスはないと思って、すぐにやりたいとなっちゃいました」と共演に声を弾ませた。
中日スポーツ