J1連覇の神戸 応援番組MCが現地で感じた、Jリーグアウォーズでの“普段とは違う”カッコよさ
クラブ史上初となるJ1リーグ戦連覇、天皇杯との2冠を達成した、2024シーズンのヴィッセル神戸。ラジオの応援番組パーソナリティーが、シーズンオフに行われたJリーグアウォーズの模様を現地取材しました。 【動画】Jリーグアウォーズ、ヴィッセル神戸の選手たちのようす ☆ ☆ ☆ ☆ こんにちは! ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』パーソナリティーの芥田愛菜美です! ヴィッセル神戸は2024シーズン、J1リーグ戦で連覇、5季ぶりに天皇杯を制し、見事、2冠を達成しました! J1優勝を決めてからはや3週間がたちますが、ヴィッセルサポーターにとっては、優勝の余韻に浸っている年末かと思います。この12月、歓喜に酔いしれたイベントを今一度振り返りたいと思います! ここでは、10日に行われたJリーグアウォーズの模様をお伝えします。横浜アリーナでのイベントでしたが、今年は芥田も現地で参加してきました! なんとJリーグから招待いただいたんです! ありがとうございます! まさかレッドカーペットを歩くことになるとは思わず、各クラブのサポーターの皆さんがいる前を通らせていただき、「失礼します」「どうもすみません……」みたいな感じで、そわそわしちゃって。それでも、ヴィッセルサポーターが私に気付いてくださり、「あくちゃーん!」と呼んでいただいたので、優雅に手を振りながら歩いちゃったりしました♪ Jリーグアウォーズ、今年もたくさんのヴィッセルの選手や監督が賞に選ばれ、本当に楽しかった! 現地に行けたのもうれしかったし、ヴィッセルのチームに関わらせていただいたうえで参加できているのが、本当に誇らしい気持ちで見ることができました。 今回も優勝したチームということで、まずは吉田孝行監督をはじめ、壇上に上がったヴィッセルのチーム全員がタキシードで登場。これがまた、めっちゃかっこよかったですね! いつもユニフォームを着て試合していたり、練習着でサッカーしていたりする姿もとても素敵なのですが、タキシードを着ている姿、スポットライトを浴びている姿も凛々しかったですね。 そして、優秀選手賞にはGK前川黛也選手、DFマテウス・トゥーレル選手、DF山川哲史選手、DF酒井高徳選手、MF扇原貴宏選手、MF井手口陽介選手、FW宮代大聖選手、FW大迫勇也選手、FW武藤嘉紀選手の9選手がノミネート。選手たちがランウェイみたいなところを歩くのもかっこよくて。その中から、ベストイレブンには、トゥーレル選手、大迫選手、武藤選手が選ばれました。 最優秀選手賞=MVPには、武藤選手! 昨年の大迫選手に続いての受賞です! スピーチも本当によかったですね。「サッカーにすべてをささげて勝ち取った」「命がけで優勝に向かっていた」ということが感じられて、改めて素晴らしいなと。私たちは簡単に「連覇!」といいますが、すごいプレッシャーのなかで選手たちは戦って勝ち取った優勝だったんだなと思います……今回は泣きませんよ! でも、思い出すだけでジーンと涙がこみあげちゃいそうですが。 授賞式のあと、Jリーグの方に無理をお願いする形で、急きょ記者会見の取材も出てきました。ベストイレブンが前にいて、各報道記者の方が質問する形だったのですが、その後ろに選手の家族の方もいらっしゃって、お子さんも来て、「パパ―!」と手を振っていたりするんですよ。それに恥ずかしながら手を振って返している選手もいて、本当にほほえましい会見になっていました。普段の試合のときとは違う雰囲気の会見だったのかなと思います。 また来年も、この舞台にヴィッセルの選手たちが並び立つことを心から願っています。それでは、最後に、3選手のアウォーズでの記者会見時のコメントもお届けします。 ◆武藤嘉紀選手 本当にチーム全員が取らせてくれた賞だと思いますし、僕自身一人ではなにひとつできなかったことなので。本当にチームに感謝するとともに、二連覇と、そして、天皇杯優勝、これほど素晴らしいシーズンはないと思うので。また気を引き締めて頑張っていきたいなと思います。 (最も印象的なゴールは)最終戦の 1コ前の柏レイソル戦のゴール。今シーズン一番感情が爆発したというか。自分自身も得点だと思ってなかったので。落胆したところから、やっぱりゴールになって、かなりうれしかったなという思いがあります。 ◆大迫勇也選手 (2季連続のベストイレブンについて)大変喜ばしいことですし、ただ、チームが優勝したからこそ、この賞をいただけたと思っているので。チーム全員に感謝したい。 (自身とチームの成長について)単純にチームの選手層というのは違いましたし、ターンオーバーしてもしっかりと勝てるチームというのが徐々に確立できてきているのかなと思います。個人的にはもっともっとやっぱりゴールが欲しいので。そこはうまく、試合の中で、最後僕がボールをさわれるような流れを作っていければ、また得点も増えてくると思うので。またいっぱい練習して頑張ります。 (ゴールは来季、もっと伸ばせそうか?)そうですね。現にPKも3本外しているので、そこも含めてしっかりと積み上げていければもっと違った形だったのかなと思います。まだまだできると思います。 (今年 34 歳に迎えられても第一線でプレーし続けられる要因について)他の 30 代がまだまだみんな頑張っているので、僕も負けじと頑張ります。 ◆マテウス・トゥーレル選手 ここにいるのはチームの仲間のおかげ。チーム全員を代表してここにきていると受け止めている。今年のチームのパフォーマンスについて、去年の成績からターゲットにされたり研究されたりして、いろいろ難しいシーズンで、そういうスタートだったなか、シーズン中も決して楽な時期はなく、常にみんなで糸口、解決策を探して戦ってきた、そういう気持ちしかない。ただ、最初から最後まで、試合に出ている人も出ていない人も、チームとしてのひとつの目標にまとまって戦っていた。それが本当に僕らが1番になった要因だと思う。 (昨年から感じる進化について)昨年と比べても今年は、チームの中での自分の居場所というところで、自分はこのチームの一員だと強く感じられるようにさらになったので、精神的なところも助けになって、自分のパフォーマンスも上がっていったと感じている。みんなに、仲間に認められたのが自分のなかで一番大きかった。
ラジオ関西