さくらインターネット、「さくらのクラウド」にて「Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプション」を提供
さくらインターネット株式会社とZabbix Japan LLCは25日、IaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」において、オープンソースの監視システム「Zabbix」の利用を支援する「Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプション」3種を取り扱うと発表した。11月1日より提供を開始する。 Zabbix Japanでは、システム監視、障害通知、グラフ表示などによるシステム監視運用を容易に開始できる仮想アプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance」を提供しているが、今回提供開始する「Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプション」により、このZabbix Enterprise Applianceを、Zabbix Japanの公式サポートを受けながら利用できるため、より安定したシステム監視運用が可能になるとした。 価格(税込)は、最低限のサポートを提供する「Zabbix Enterpriseサポート ベーシック 12ヶ月」が月額9020円、8件/1年のサポートを提供する「同 シルバー 12ヶ月」が月額3万5860円、無制限/1年のサポートを提供する「同 ゴールド 12ヶ月」が月額8万9650円。いずれのプランでも、1プランにより1台のZabbix Enterprise Appliance(仮想版)、プラグイン/ツールの利用が可能となっている。 なおさくらインターネットでは、サードパーティー製品を集めた「マーケットプレイス」において「監視サービス」カテゴリを新設しており、今回の「Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプション」は、その製品ラインアップの第1弾となる。 またZabbix Japanにおいて、クラウド事業者とのアライアンスによるアプライアンス製品とサポートサービスの提供は、今回の取り組みが初めてとのこと。
クラウド Watch,石井 一志