【陸上】伊藤達彦が復活の優勝!日本歴代7位の13分13秒56 2位森が歴代10位、3位鈴木が自己新、4位鶴川正也は屋外日本人学生最高/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目 男子5000m日本歴代10傑をチェック! 日本選手権の2日目が行われ、男子5000mは伊藤達彦(Honda)が日本歴代7位の13分13秒56でこの種目初優勝を飾った。 最初の1周が58秒、1000mが2分35秒というハイペースで進むなか、五輪代表を目指せる位置にいた遠藤日向(住友電工)、塩尻和也(富士通)が苦しい走りに。そこから終盤に抜け出したのが伊藤。21年東京五輪代表は近年、ケガなどで本来の走りから遠のいていたが、力強いスパートが復活。後続を大きく引き離し、21年の10000m以来となる日本選手権者の座に輝いた。 2位以下も好記録ラッシュで、2位の森凪也(Honda)が日本歴代10位の13分16秒76、3位の鈴木芽吹(トヨタ自動車)も自己新の13分17秒75をマーク。4位に食い込んだ鶴川正也(青学大)は屋外の日本人学生最高となる13分18秒51を叩き出した。なお、ショートトラック5000mでは今年2月に佐藤圭汰(駒大)が13分09秒45を出している。
月陸編集部