「マイケル・コース」は永遠に愛したくなるリゾートウェアを提案 「それは特別でありながら、実用的なもの」
一度着て終わりではない
持続可能なファッションを
「私はいつも陰と陽を見るのが好きだと言っています。それは特別でありながら実用的なもの。ベーシックすぎても退屈だし、奇抜すぎるとその服は一度で終わってしまう。そのバランスを見つけたいと思っています」。ベーシックでありながら退屈しない、洗練されたファッションを提案し続けてきたコース。時代とともにファッションの価値観が変化する中で、「あなたにとって変わらないものとは何か?」と尋ねた。
「すばらしいファッションとは、年齢、国籍、サイズに関係なく、誰にでも似合うものだと思っています。ショーでもスリムなモデルや背の高いモデル、色々なモデルが世界中から集まっています。ファッションがもっと民主的になっていくのは素晴らしいことだと思っています。快適で汎用性があり、一度着て終わりではない、持続可能なファッションを念頭に置いてデザインしています」。
そうファッションの民主化の素晴らしさについて語ったコースは、プレスプレビューでは若い世代に向け、来たる米大統領選挙に足を運ぶよう促していたのも印象的だった。