【ラグビー】JAPAN XVがマオリ・オールブラックスを撃破 前半を無失点に抑える完璧なディフェンス
◆リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV 26-14 マオリ・オールブラックス(6日、豊田スタジアム) 【画像】“新生エディージャパン”のリーチ マイケル選手 ラグビー日本代表JAPAN XVはマオリ・オールブラックスと対戦し、26対14で勝利。第一戦は敗戦を喫してしまいましたが、第二戦目は12点差で勝利を納め1勝1敗としました。 前半10分、サミソニ・トゥア選手がトライを決め、日本が幸先よく先制点を奪います。山沢拓也選手がコンバージョンキックを外してしまいますが、その後のペナルティゴールを決め、8-0とします。日本は前半終了までマオリ・ブラックスに何度もゴールラインのギリギリまで攻め込まれますが、無得点に抑え前半を終えました。 後半に入ると開始5分、マオリ・ブラックスのカート・エクランド選手にトライを奪われると、コンバージョンキックも決められ8-7と1点差まで詰め寄られます。 しかし日本は後半10分に山沢選手がペナルティゴールを決め11-7に。さらに後半13分には、長田智希選手がゴールライン手前で倒されますが、竹内柊平選手が相手選手を飛び込えての技ありトライ。コンバージョンキックも決め、18-7と点差を広げました。 その後タイロン・トンプソン選手にトライを奪われ、コンバージョンキックも成功されると18-14と4点差に再び詰め寄られますが、後半33分に矢崎由高選手がペナルティーキックを成功させると、佐藤健次選手がトライを決めるなど26-14としました。最後は立川理道選手がボールを蹴り出しノーサイド。 勝利したエディー・ジョーンズ監督は試合後のインタビューで「JAPAN XVでは2試合目ではありました。1試合目はいろいろと試しながらプレーをしていたところはありますが、今回の試合については我々の強みをもっと生かしたプレーをするといった違ったスタイルでプレーをしました」とこの2試合を振り返りました。 またこのJAPAN XVという若い力が集まったチームについて「もちろん本日の結果というのは若い人たちのハードワークによるものです。今後もハードワークを続けてほしいと思っています。本当に若い選手、素晴らしいプレーヤーが多いです。特に矢崎はまだ大学生ですが非常によいプレーをしていますので、今後の成長を楽しみにしています」とチーム最年少・早稲田大学2年生で日本代表入りをした矢崎選手の名前を挙げました。 そしてマオリ・ブラックスに勝利したこの日、会場に応援に集まった観客に「お客様ありがとうございました。良いサポート!」と日本語で感謝を伝えました。