今年、フォルクスワーゲンの秋冬コレクションが豊作だ! 5台の新SUV&ワゴン、あなたはどれ?
快適機能も大きく進化する。例えば自動で駐車できる機能や運転席のマッサージ機能、外気温に応じて自動で冬はシートを温めたり、夏は逆にシートと乗員の間にこもりがちな熱を放射する機能などが採用された。
世界中で高い人気を獲得しているティグアンの魅力がさらに増しただけに、新型は日本でももっとブレークしてもおかしくない。
「パサート」 ステーションワゴンのみに選択と集中
50年以上作り続けられている「パサート」もフルモデルチェンジ。 先代に当たる現行型ではセダンがパサート、ステーションワゴンがパサートヴァリアントだったが、11月に上陸する9代目ではパサート=ステーションワゴンとなり、セダンは消滅する。 もともとメルセデス・ベンツのCクラスワゴンやBMW 3シリーズワゴンといったライバルより、少し大きなボーダレスワゴンだったが、この9世代目では全長が4915mmと新型Eクラスワゴンに匹敵するほどボディが拡大。おかげで遊びの道具をたっぷりと積み込めるようになった。
またティグアン同様「DCC Pro」と「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」を初採用。 ロングドライブでも快適に、かつステアリングを握るのが楽しくなるステーションワゴンに仕上げられている。
このように遊びの道具としてのパサートの魅力は十分高い。最近はSUVに押されてステーションワゴンの影が薄いけれど、だからこそ、今あえてワゴンを選ぶのも面白いんじゃない?
「ゴルフ&ゴルフヴァリアント」 “世界を動かす”マイナーチェンジ
2021年の登場時に「電動化」「運転支援機能の強化」「デジタル化」でコンパクトハッチバックの水準を引き上げた「ゴルフ」と、そのステーションワゴンである「ゴルフヴァリアント」。 現行型はいずれも2021年に登場し、今回初めてマイナーチェンジが行われたが、大きな改良点はインフォテイメントの拡充だ。
その要となるセンターディスプレイは10インチから12.9インチに拡大され、使用頻度の高い機能のショートカットキーが画面下に常時表示されるなど、操作性やレスポンスが向上。 また音声による操作機能が備わり、エアコンなどの操作もできるようになった。