KENTAと大岩陵平がバックステージで衝突!反則を巡り論争「正々堂々とやってやるよ」
■試合後バックステージコメント
大岩「オイ、レフェリー、ちゃんと仕事しろよ! お前、ちゃんと見とけよ。ずっと、最初からずっと反則して……」 KENTA「(※コメント中に入ってきて、いきなり大岩に襲いかかり)オラ、NOAHで何学んできたんだよ! 反則か、オイ! テメーが学んできたの反則か、コラ!」 大岩「オメーがずっと反則してんだろ!」 KENTA「何、オラ! やんのか、オラ!」 大岩「明日やってやるよ! 正々堂々とやって来い、オラ! 反則じゃねぇよ。正々堂々とやれよ」 KENTA「正々堂々とやれば勝てんのか、オラ!」 大岩「やってやるよ!」 KENTA「正々堂々とやってやるよ。やってやるよ」 大岩「やったな?」 KENTA「『やったな』じゃねぇ、言ったんだよ」 大岩「言ったな?」 KENTA「オォ!」 大岩「正々堂々」 KENTA「オォ! やってやるよ。お前も反則すんなよ、今日みたいに」 大岩「今日したのはオメーが……」 KENTA「今日みたいに反則するなよ」 大岩「今日、反則したのはオメーだろ」 KENTA「どこが反則したんだよ?」 大岩「レフェリーが見てねぇヤツだ」 KENTA「どこだよ? どこだよ? どこだよ?」 大岩「レフェリーが見てないから」 KENTA「どこだよ」 大岩「ファンの人は見てんだぞ!」 KENTA「俺が反則なのか?」 大岩「全員見てんだぞ」 KENTA「俺が反則なのか? お前が反則負けしてんだろ。事実そうだろう。違うか? 違うか? 違うかどうか言え。違うかどうかだけ言え。(※大岩が答えないので声を荒げて)違うかどうかだけ言え! お前が反則負けしてんだろ?」 大岩「(※激昂しながら)面倒臭ぇよ、オメーはよ!」 KENTA「違うかどうかだけ言え。面倒臭くてもなんでもいいけど。認めろ。お前、今日、反則したろ」 大岩「お前が反則したんだろ」 KENTA「お前がしただろ、今日。俺が試合で反則負けになったか? 反則負けになったの誰のせいだよ。誰が何して反則負けしたんだよ。誰が何してザックに迷惑かけたんだよ。言ってみろ。誰だよ。誰だ。誰だ! 言えよ、誰だか。言えよ」 大岩「(※小声で)言わねぇよ……」 KENTA「なんだ、それ? 子供かよ。言えよ。誰だよ。手挙げろ、じゃあ。誰だよ。手挙げろ。手挙げてみろ、その手。お手々挙げてみろ。(※大岩が後ろ手に組んで挙手を拒否すると)お前だろ? 認めろよ」 大岩「(※うんざりした表情で)面倒臭ぇよ、お前……」 KENTA「面倒臭いじゃねぇ」 大岩「明日リングでやってやるよ!」 KENTA「だから、わかってるよ、それは」 大岩「言葉じゃなくて、試合で……」 KENTA「(※大岩の言葉を遮って)いやいやいや、今は言葉だから。(※コメントスペースのバックパネルを指して)ここ見て。言葉のとこ、ここ」 大岩「ここはリングだよ!」 KENTA「ここがリングなの!?」 大岩「ここはリングじゃ……」 KENTA「ここリングなの!? ここリング!? 聞いた、今!」 大岩「ここじゃねぇよ」 KENTA「ここリング?」 大岩「この会場だよ」 KENTA「会場がどうした」 大岩「リングでやるよ、じゃあ。ここじゃなくて、試合で……」 KENTA「ここは言葉のとこだよ。だから、お前が反則したんだろ。認めろよ。とりあえずそれ認めろ。したら、帰らしてやるよ。そうだろ? 明日がどうとか関係ねぇんだよ。今のこと言ってんだよ。今日のこと言ってんだよ」 大岩「今日、反則したのお前らだろ」 KENTA「反則負けしたか、俺? 俺たち? 最後反則負けになったの誰だ? お前らだよな。お前らだろ?」 大岩「お前がレフェリー潰したからだろ」 KENTA「お前らっていうか、お前だろ? お前だろ?」 大岩「……」 KENTA「黙ってんなら帰れ。邪魔だよ」 大岩「俺のステージだ」 KENTA「ここは俺のステージだよ。帰れ。帰れ!」 大岩「(※TVカメラに向かって)明日だ、明日! 明日コイツらを正々堂々、俺がぶっ飛ばしてやる! 反則でもなんでもしてこいよ!」 KENTA「正々堂々? お前、さっき正々堂々と来いつったじゃねぇか」 大岩「反則したのは……」 KENTA「(※大岩の言葉を遮って)どっちだよ。反則していいのか、して悪いのか、さっきから意見がコロコロ変わってるけど、逃げないで。どっち?」 チェーズ「(※KENTAの後ろで、ニヤニヤしながら2人の様子を見ていたが)出ていけ! ここから出ていけよ、クソッタレ!」 KENTA「どっち?」 大岩「反則したのはお前!」 KENTA「いやいやいや、違う違う違う。さっきは『反則するな』って言ったのに、今の意見では『反則してもいいからかかってこい』つった。どっち? ハッキリして。どっち? どっちだよ」 大岩「面倒臭い……」 KENTA「面倒臭いとかじゃなくて、どっち?」 大岩「めちゃめちゃ面倒臭い……」 KENTA「どっちだよ。だから、どっちだか言ってみろ。したら帰らしてやるから。簡単なこと。どっち? どっち?」 大岩「ぶっ飛ばしてやる……」 KENTA「そんなこと聞いてない。そんなこと聞いてない。そんなの当たり前じゃん。お互いそう思ってるんだから。反則してもいいの? しても良くないの? どっち?」 大岩「良くねぇに決まってんだろ……」 KENTA「じゃあ、オイ、なんで『してこい』って言ったんだよ」 大岩「お前はどうせすんだろ、明日は。どうせ明日は反則すんだろ」 KENTA「どうせって、仮定の話?」 大岩「今までの試合見ていたら」 KENTA「全部見てんのか?」 大岩「全部は見てねぇよ」 KENTA「海外の試合も全部見てんの?」 大岩「全部は見てねぇよ」 KENTA「じゃあどこの意見使って言ってんの?」 大岩「俺が見た試合だ」 KENTA「お前が見た試合全部。ちょっとしか見てねぇくせに」 大岩「そりゃそうだ」 KENTA「全部見てるような言い方すんなよ。そうだろ? 謝れよ。全部見てましたみたいな言い方したんだから謝れよ」 大岩「謝んねぇよ」 KENTA「じゃあなんでテメー、全部見てるような言い方したんだよ。間違い認めるか? 反則してもいいのか、しても良くないのか、どっちだ?」 大岩「しても良くねぇよ」 KENTA「じゃあ、なんでさっき『してこい』つったんだよ。するつもりも、こっちはないのに。お前、なんで『なんでもしてこい』つったの? どういう……」 大岩「しないんだな?」 KENTA「しねぇよ」 大岩「しないんだな?」 KENTA「オォ。じゃあ、さっきの『してこい』はなんだったんだよ。『してこい』って言ったり、『してくんな』って言ったり、どっちなんだよ。ハッキリしろよ」 大岩「どっちでもいいよ。どっちみち俺が……」 KENTA「(※言葉を遮って)いや良くない、良くない、良くない!」 大岩「反則するもしないも……」 チェーズ「(※大岩に向かって)何言ってるんだよ、お前は」 KENTA「良くない、良くない、良くない! 怖い、怖い。良くない。なんで急に『どっちでもいい』ってなっちゃうの?」 大岩「お前が面倒臭ぇからだろ」 KENTA「面倒臭ぇとかそういう問題じゃない」 大岩「面倒臭ぇからどっちでもいいんだよ」 KENTA「(※TVカメラを指差して)撮ってるから! 全部撮ってるから。どっちなんだよ」 大岩「どっちでもいいよ」 KENTA「どっちでもいいのね、結局?」 大岩「オォ、どっちみち俺がぶっ飛ばすから。どっちみちぶっ飛ばすから」 KENTA「そんなこと聞いてない。どっちでもいいのね、結局は? 一番面白くない答えってことね、どっちでもいいっていう。どっちでもいいってことね。じゃあ、もう帰っていいよ。つまんないから」 大岩「お前らが先に帰れ」 KENTA「つまんないから。はい、じゃあ俺たち帰るよ。面白いこと言うな? 俺たち帰るから、今からコイツが面白いこと言うから。はい、どうぞ」 チェーズ「また明日な、ビッ●!(※と言って、KENTAと共に控室へ)」 大岩「(※やっとKENTAから解放されて)面倒臭ぇな、あの2人はよ! オイ、面白いことなんて言わねぇよ。俺はただただ俺の気持ちで、俺の感情そのまんまでリングに明日、明日は KENTA、オメーの首を掻っ切るんだ」 ザック「やれるならやってみろ。KENTAの試合がコメントと同様つまらないのは残念だ。俺に言わせれば、強き者が落ちたというわけだ。やれるもんならやってみやがれ。10年前、“KENTA先輩”はGHCヘビー級王者だったはず。今はどうだ? 俺はIWGP世界ヘビー級王者。KENTAにとってこれは楽な金稼ぎなのかもしれないけど、でも“元”DEFY世界王者……まだ“現”王者か? まぁ、どうでもいい。いずれにしても、アイツはインディペンデントシーンに方向転換してるようだな。“KENTA先輩”、明日だ。明日、やってみろよ。お前を力一杯叩いて、そこが2000年の全日本のリングだと勘違いさせてやる。まだお前が赤いトランクスで、“小林健太”と名乗っていた頃のことだ。チェーズ・オーエンズ、お前のことも思い切り蹴り上げて、髪の毛がちゃんと生えるようにしてやるよ。2度のIWGPタッグ王者。かかってこい。タッグ部門の現状、心配する必要はない。なぜなら、新日本においてのTMDKの時代に、俺たちが全てを修復する。そしてそれはタッグリーグで……IWGP世界ヘビー級王座とタッグトーナメントで始まる。TMDKが新日本をオレンジ色に染める。でも最初に何人かのバカ野郎どもを仕留める必要がある(※日本語で)コウくん……!」 藤田「はい」 ザック「バカバカしい試合だったな! (※日本語で)イヤ、オマエ、ジャナイヨ(笑)」 藤田「いやいや。いっぱい頭打ったから」 ザック「わかった。(※日本語で)ドウ?」 藤田「反則負け? 反則負けはしょうがねぇ。しょうがねぇよ。大岩も我慢できなかったんだろう。アァ、いろいろやり方はうめえなっていうだけでな、納得してねぇよ。今、ザックさんがなんて言ったかわかんねぇけどな、負けたと思ってねぇよ。反則負け。そりゃしゃあねぇな。でも、負けてねぇよ。以上」 ザック「アァ、バカバカしい。クソ食らえだ」 <写真提供:新日本プロレス>
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