トークイベント・ボイメン仕掛け人語る「名古屋の未来」
名古屋の魅力を全国にPRするために結成された名古屋の観光PR部隊「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康が、名古屋の街づくりにおける“知恵者”と繰り広げるトークイベント「将軍談義」がこのほど、名古屋テレビ塔(名古屋市中区)で行われた。今回のゲストは、東海エリア発の人気イケメンユニット「BOYS AND MEN(通称ボイメン)」を手掛けるフォーチュンエンターテインメントの代表、谷口誠治さん。名古屋のエンタメ界に革命をもたらした話題の人物の登場に大勢の観客が集まり盛り上がりを見せた。
「名古屋を世界一の街にするために」をテーマに
将軍談義は「名古屋を世界一の街にするために」をテーマに昨秋から始まった。文化、芸能、経済などジャンルを問わず名古屋の各界からゲストを迎えるもので、これまでに日本舞踊家の西川千雅氏、にっぽんど真ん中祭りを立ち上げた水野孝一氏などがゲストとして登場している。「ゲストは公約を掲げて、必ず実行してもらう」をコンセプトに、対談後はフェイスブックなどで進捗を随時公開しながら、公約達成を目指すという。 第4回のゲストである谷口誠治氏は大阪府出身。学生時代からローラースケート場をオープンし、自らもプロスケーターとしてテレビやイベントで活躍する。 その後、地方公務員として勤務するも「人に楽しんでもらえることをしたい」という思いを胸に上京。さまざまなメディアで活躍し、ミュージカル「スターライトエキスプレス」の世界ツアーにも出演。日本に戻った後は、芸能プロダクションを設立して、菅野美穂や要潤を発掘・養成するなど、多彩な実績を残している。 2010年には、名古屋で「NAGOYA DREAM PROJECT」事業をスタート。名古屋から発信する世界規模での文化芸術の育成・活性を目指している。 その第一弾としてプロデュースしたボイメンは、今年2月に1万人ライブを成功させるなど、東海エリアでの人気を確立。5月に発売されたメジャーデビューシングルがオリコン週間シングルランキングで6位にランクインするなど、全国展開も着々と進んでいる。