【ハイライト動画あり】流通経済大柏、京都工学院、報徳学園、佐賀工業など強豪校が2回戦に進出。全国高校ラグビー大会1回戦(12月27日)
12月27日(金)から大阪・東大阪市花園ラグビー場で、高校ラグビー日本一を決める「花園」こと、第104回全国高校ラグビー大会が始まった。 【ハイライト動画】1回戦 1日目 松山聖陵高等学校 vs. 県立佐賀工業高等学校(12月27日)
大会第1日は、ノーシード校同士の対決となる1回戦が、第1~3のグラウンドで計9試合行われた。また、試合前の午前10:00からは、メインの第1グラウンドで開会式が行われ、午前11:00からは「U18花園女子15人制」の東西対抗も開催された。
開会式の選手宣誓は城東(徳島)のCTB(センター)小野晏瑚キャプテン。「104回目の大会の歴史と伝統を感じ、花園という憧れの舞台に立てる思いで胸がいっぱいです。僕たちにできることはプレーすることだけですが、参加選手が1つになり夢や希望を与えたい。応援してくださる方への感謝を忘れず、最後の瞬間まで魂を込めて全力でプレーすることを誓います」。
U18の女子15人制はCTB(センター)大内田彩月(修猷館高校1年)のトライで先制した西軍が21-14で逃げ切った。
第1グラウンドでは3試合が行われた。第1試合は試合序盤にスクラムからFB(フルバック)高梨太吾(2年)のトライで先制した流通経済大柏(千葉)が、前半5トライを挙げてリード。後半に入っても勢いは変わらず、さらに5トライで60-7と快勝した。富山第一(富山)は最後にWTB(ウイング)村藤将(3年)が意地のトライを返した。
第2試合は日本航空石川が、CTBマプァエ ウィリアム(1年)のハットトリックなどで11トライを挙げ、73-8で圧倒した。鹿児島実業も前半にFB桑山和生(2年)のPG(ペナルティゴール)と、後半20分にはWTB谷河志音(2年)のトライで8点を返した。
第3試合は佐賀工業(佐賀)が、WTB塚本翼(3年)のトライで先制し、その後もモールを中心にトライを重ねて29-19で勝利。2回戦へ進出した。松山聖陵(愛媛)もキャプテンのSO(スタンドオフ)芳野修(3年)を中心にボールを展開して、3トライを奪うも一歩及ばなかった。