小6で父親を亡くした中日・柳裕也、交通遺児へ寄付金「こういう形で子どもたちのために役立てるのがうれしい」チャリティーゴルフ継続も意欲
中日・柳裕也投手(30)が25日、名古屋市の東海ラジオ放送で交通遺児への寄付金贈呈式を行った。柳は今月9日に交通遺児支援のチャリティーゴルフコンペを開催。その際に寄せられた支援金総額202万円を独立行政法人自動車事故対策機構に寄付した。 小学6年時に父親を交通事故で亡くした柳は2022年から交通遺児らをバンテリンドームナゴヤの主催試合に招待するプロジェクトを実施。 今回の寄付については「その活動の延長。オフシーズンもこういう形で子どもたちのために役立てるのがうれしいです」と語った。 コンペには、山崎武司中日OB会副会長ら165人が集まった。柳がチャリティーゴルフコンペの存在を知ったのは、山崎さんの活動に参加したからで、「山崎さんのコンペに何度か参加させていただいて、こういう取り組みがあることを知った。自分も同様に行えたのはうれしいです」。招待プロジェクト同様、チャリティーゴルフコンペの継続に意欲をみせた。 「多くの方々の協力があってこそですが、継続して中身を濃くしていきたい。プレーではかっこいい姿を見せられるように頑張ります」。ドラゴンズOBの意志も受け継いで、グラウンド内外で活躍することを誓った。
中日スポーツ