「多忙な人ほどシャワーを1時間、浴びるのが良い!?」美容編集者も注目する“エブリシングシャワー”を徹底解説
美容&ウェルネスの編集者として、私はこの数年、徹底してセルフケアのルーティンに磨きをかけてきた。エブリシングシャワーも例外ではない。 【写真】皮膚科医が警告!「シャワー中にやってはいけないこと」 今現在、エブリシングシャワー(#everything showers)というハッシュタグはTikTokで1億5,040万件以上もの投稿がある。ソーシャルメディアの一時的なトレンドだとスルーしていたかもしれないが、実際にはほぼ全員が多少なりともこのトレンドに関わっているようだ。
エブリシングシャワーってなに?
お風呂に入ってすることはいくつかある。シャンプー&コンディショナーをして、体を洗い、気が向いたら剃刀でムダ毛を処理。ボディスクラブでスペシャルケアをする日もある。とはいえ、大抵の人はこれらをすべて毎日することはない。(シャワーに1時間もかける時間はないし、水の無駄使いもよくない)。でもときには、時間の余裕とタイミングが一致して(特別なイベントやデートの前日、おうちスパを楽しみたいときなど)すべてのことを一度にこなせる瞬間が訪れる。それが、エブリシングシャワーというもの。いたってシンプル。 エブリシングシャワーにどれくらいの時間をかけるかは人それぞれ。基本的には、お風呂に入る前、お風呂の中、お風呂から上がった後の3つのルーティンで構成するもの。体や頭をサッと洗って短時間で済ませる普段のシャワーとは異なり、自分のために一手間かけるのがエブリシングシャワー。私は1時間以上かけるけれど、それはあなたが取り入れたいステップの中身次第。自分を労るスペシャルケアのために、週に一度、または月に一度のリセットとして多くの人が実践しているよう。 ここからは、エブリシングシャワーを極めた私が実践しているステップや愛用品をご紹介。今までにないくらい、きれいさっぱりな自分に生まれ変われるから、ぜひ参考にしてみて。
お風呂の中でのルーティン
1. ダブルシャンプー 普段のシャンプーは一度で十分。でも、ヘアオイルなどを使って特別なケアをするエブリシングシャワーでは、必ず2回シャンプーをしている。しっかり洗い落とせてないと、髪が乾きにくくなることもあるから。 シャワーを心地よい水温に設定したら、ここでフェイスマスクを洗い流し、頭皮をスクラブ。「Redken」や「K18」「Kerastase」のシャンプーがお気に入り。 2. コンディショナー/ヘアマスク シャンプーを洗い流したら、コンディショナーかヘアマスクを髪にたっぷりと塗布する。ステップ3と4に進む前に、必ず数分放置すること。髪の内部にまで深く浸透するように。 3. 角質除去 「角質除去・シェービング・体を洗う」の適切な順番は定かではないけれど、私はできる限り深剃りしたいので、まずは角質除去から始めている。その後は製品や剃った毛が肌に残らないように、水と石鹸できれいに洗い落としている。 4. シェービング エブリシングシャワーの中で私にとっては一番楽しみでないのがシェービング。時間も手間もかかるから。他のステップと同様、シェービングも必須ではないけれど、私は剃ったあとの肌のなめらかさが好きだから、エブリシングシャワーのルーティンに加えている。ステップ4と5の間で、コンディショナーやヘアマスクを洗い流す。 5. 体を洗う 体を洗うプロセスも、普段より一手間かけている。私は石鹸(ダヴのビューティクリームバーがお気に入り)とボディソープ(ナチュリウムのボディウォッシュを愛用)を混ぜて体を洗うのが好み。この洗い方が一番さっぱりするし、清潔感を感じられるから。 6. 洗顔 私の肌はニキビができやすいので、製品に含まれる香料が肌に残らないように、洗顔はいつもルーティンの最後にしている。とはいえ、この時点でクレンジングもフェイスマスクも終わっているから、このステップは念のためにやっているようなものだけれど。セラヴィのフォームクレンザーで軽く洗顔をして、お風呂上がりのルーティンに気持ちを備えている。