「なんという瞬間だ!」世界最速のGRヤリスが看板激突 名手の“滅多にない”クラッシュに海外ファン騒然「本当にオジエ?」
南米チリでWRC(世界ラリー選手権)第11戦が開幕。元世界王者・オジエ(トヨタ)が、9月27日のデイ1から派手なクラッシュを喫してしまい、ファンの間から驚きと無念の声が集まっている。 【映像】名手がまさか…看板激突の衝撃アクシデント 通算8度のドライバーズチャンピオンを獲得しているグレイテストドライバー、セバスチャン・オジエは今季、全ラリーに出場していないながらも、すでに3勝を獲得。しかし、前戦ラリー・ギリシャでは、最終日の最終SS(スペシャル・ステージ)でアクシデントに見舞われ、大幅にタイムを失なう結果に。 今回のラリー・チリはグラベル(未舗装路)イベントで、比較的フラットな路面と大小さまざまなコーナーが織りなす中高速ステージが多くなっている。競技初日デイ1は、SS1~SS6までが行われたが、この日午前中最後のステージあるSS3で、またも路面がオジエに牙をむく。 前戦の結果もあって、ラリー・チリにモチベーション高く臨んだオジエだったが、このSS3では、オーバースピードでコースオフ。マシンを土手に乗り上げてコース外にあった看板へ派手にぶつけてしまったのだ。 一瞬、車体が空中に浮くほどのショックだったが、まるで何もなかったようにそのまま走り続けると、ダメージが深刻化。その後の森林エリアで、コ・ドライバーとともにマシンを降りてタイヤ交換をすることになり、結果的に大きくタイムロスしてしまった。 WRCの公式Xもこの激突シーンをピックアップして、「A bit wide(すこし広がりすぎ)」とコメント。すると、ファンからは、「本当にこれはオジエなの? なんという瞬間だ!」、「あぁ、またクラッシュしてしまった」、「インタビューはミュートしてくれ。今は何も聞こえない」といった、残念がるコメントが集まった。 午後のステージでは連続ベストタイムを記録するなど挽回してデイ1を9位で終えたオジエだったが、日本時間29日に終えたデイ2もSS8でアクシデントに見舞われ、デイリタイア。2日連続の悲劇でトヨタにとって大きな痛手となった。 (ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)
ABEMA TIMES編集部