鹿児島県 知名ジュニアベースボールクラブ 海岸愛護で知事表彰受賞 自主的に町内海岸でビーチクリーン活動
【沖永良部】2024年度海岸愛護運動知事表彰の伝達式が17日、和泊町の県沖永良部事務所であり、知名町の知名ジュニアベースボールクラブに賞状が贈られた。 県は、河川や海岸を大切にし、きれいにする機運を育成するため、河川や海岸の愛護運動に功績のあった団体を表彰している。今年度は、河川で9団体、海岸で6団体が選ばれた。 同クラブは、海開き前に知名町が主催する沖泊海岸のボランティア清掃に、2010年から毎年参加しているほか、自主的に町内の海岸でビーチクリーン活動に取り組んでいる。 式には、クラブ代表の冨岡真一郎さん(43)とメンバーら計16人が出席。県沖永良部事務所の愛川克也所長は「地域の一員としてふるさとを大切に思う気持ちと努力があったからこそ活動を継続できた。沖永良部の誇りであり、ほかの団体の励みになる」と激励した。 賞状と報奨金を受け取ったキャプテンの西川優月さん(12)は「島をきれいにしたいという思いで取り組んできた。新しいメンバーが入ってからも元気で明るく活動を続けていきたい」。冨岡代表は「今年でチームができて15年目。これまでの活動が評価されてうれしい。将来子どもたちが戻ってきた時にきれいな島であり続けるために、これからも活動を継続していく」と話した。