大阪府吉村知事「よく考えたい」維新の会代表選巡り 「衆院選結果に責任持つ立場」とも
日本維新の会が衆院選で議席を減らしたことを受け12月1日に実施する代表選について、共同代表の吉村洋文大阪府知事は8日、新潟市内での報道陣の取材に「いろいろな声が私のもとに届いている。共同代表として選挙結果に責任を持つ立場でもあるので、(出馬するかどうかを)じっくり考えたい」と語った。来年開催される大阪・関西万博のPRのため、新潟県の花角英世知事を表敬訪問したあとに語った。 【グラフでみる】大阪府内における自民と維新の衆院選結果 決断時期については「17日告示という物理的な期限がある中で、よく考えて決めたい」とした。 維新は、今回の衆院選で議席を公示前の43議席から38議席に減らした。党内に馬場伸幸代表の責任論が出る中、12月1日に開く臨時党大会で代表選を行うことを決定。馬場氏は代表選への不出馬を表明し、誰が名乗りを上げるのかが注目されている。