〈食べログ3.5以下のうまい店〉餃子のプロが推薦! 元ホテルシェフが作る創作餃子
店内は1Fがカウンターとテーブル席、2Fがテーブル席となっており、清潔感のある雰囲気。営業中はカウンター越しに気さくな店主やスタッフと会話をする人も多く、女性一人でも気軽に立ち寄りやすい雰囲気だ。
塚田さん「元一流ホテルシェフの餃子専門店というとハードルが高いように感じるかもしれないですが、居酒屋スタイルの気軽に楽しめるお店です。2階のスペースは貸し切りにもできるので、仲間でワイワイしながらひたすら餃子を楽しむことができます。」
うまい!の声を求めホテルのトップシェフから居酒屋の店主へ
話題の創作餃子を生み出しているのは、店主の吉田大介さん。グランド ハイアット 東京などの一流ホテルで洋食のシェフを26年務め、次はニューオープンのホテルで料理長というところまで上り詰めたが、ある思いのもとに転身を決める。
「ホテルではいろいろな経験を積ませてもらい自分の糧となりましたが、役職があがると、どうしてもお客様と直接会話する機会は減ってくるんです。自分の気質的に、お客様とワイワイ話しながら“うまい!”って言ってもらえる方が好きだったこともあり、いつかやりたいと思っていた居酒屋を始めることにしました」 こうして、念願だった居酒屋を2018年にオープン。
居酒屋を始めるにあたり頭にあったのは、食材を扱う者としてずっと抱えていた「食品ロスを減らしたい」という思い。餃子専門居酒屋にした理由もそこからだという。
「メニューは何かに特化した方がいいだろうと思ったのですが、食材のロスが少なくておいしく、自分も好きなもの……と考えた結果、餃子がいいなと。それに餃子なら、餡やソースなど、これまで勉強してきた洋食のエッセンスをうまく活かせるポテンシャルがあると思ったんです」と吉田さん。
塚田さん「フレンチやイタリアンのテクニックを駆使して吉田さんがこれまで生み出した創作餃子は100以上。みなさんの餃子の既成概念を覆し「餃子の可能性が無限大である」ということを実感できる餃子に出会えると思います。個別に気になる餃子を頼んでも楽しいのですが、餃子好きには餃子フルコースをおすすめします。」