一基につき1千個、ペットボトルで作る4メートルのイルミタワー 16日に点灯式/京都府福知山市
京都府福知山市大江町河守中央の鬼瓦公園で16日午後6時から、空きペットボトルなどを使ったイルミネーションを飾るイベント「大江ゆめテラス」(大江を元気づけるプロジェクト実行委員会主催)の点灯式がある。このほどタワーなどのイルミネーション作りが進められ、実行委員やボランティアらが力を合わせて作業した。 ペットボトルによるイルミネーション作りは、町を活気づけようと、市社会福祉協議会大江支所が企画。町内のさまざまな団体でつくる実行委が主体となって、2022年から取り組んでいる。当初は「大江町イルミネーション事業」としていたが、昨年から「大江ゆめテラス」との名称に変えた。 7、8両日に大がかりな準備作業があり、8日は実行委員や福知山成美高校の留学生らボランティアの計約30人がツリー型のペットボトルタワーの組み立てなどに励んだ。 高さ約4メートルのタワーは2基製作。1基につき約1千個のペットボトルを使い、積み上げていった。このほか、公園内にある屋根付き鬼の回廊などで飾るイルミネーションの準備も整えた。 ボランティアで参加した大江中学校3年の男子生徒は「自分の住んでいる地域の活性化をする手伝いができたらと思って参加しました。点灯後は友だちと見に来たい」と話していた。 大江ゆめテラスは来年2月7日まで点灯する。時間は午後6時から同11時まで。