バスケ男子 25年アジア杯出場決定 大接戦の末グアムに勝利 西田優大、3P6本成功の最多21得点
◆バスケットボール男子 ▽2025年アジア杯予選 日本83―78グアム(24日・グアム) C組で世界ランク21位の日本は、同80位のグアムに83―78で勝利。通算4勝目を挙げて、25年8月開催のアジア杯(サウジアラビア)出場を決めた。 試合は最終第4クオーター(Q)残り3分9秒、相手に3Pを決められ71―71の同点で大接戦に。そこから日本は残り2分47秒にジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)がバスケットカウントで“3点プレー”、西田優大(三河)がこの日6本目の3ポイントシュート(3P)を決めて、勝負を決めた。 21日のモンゴル戦で、7本の3ポイントシュート(3P)を沈めた西田優大(三河)が、この日も成功54・5%で6本の3Pを決める大活躍で最多21点。吉井裕鷹(三遠)が17得点。ホーキンソンは13得点、16リバウンドの「ダブルダブル」をマークした。また、この2連戦で“代表ラスト”を示唆する最年長・比江島慎(宇都宮)は9得点だった。18歳・渡辺伶音(福岡大大濠高)は出番がなかった。 男子日本代表は、2024年パリ五輪まで率いたトム・ホーバス監督の続投が決定。2028年ロサンゼルス五輪に3大会連続出場して、8強入りを目標に掲げて再出発した。 パリ五輪後初戦となったアジア杯予選のモンゴル戦(21日・宇都宮)は93―75で勝利。比江島慎が18得点でけん引し、西田優大が最多21得点、12リバウンドの“ダブルダブル”をマークした。 ▽グアム戦メンバー 比江島慎(宇都宮) 山崎稜(広島) 富樫勇樹(千葉J) ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷) 佐々木隆成(三遠) 大浦颯太(三遠) 吉井裕鷹(三遠) 川真田紘也(長崎) 渡辺飛勇(信州) 中村拓人(広島) 西田優大(三河) 渡辺伶音(福岡大大濠高)
報知新聞社