キーガン・ブラッドリーが今季初勝利 棄権の松山英樹はポイントランク3位キープ
◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 最終日(25日)◇キャッスルパインズGC(コロラド州)◇8130yd(パー72) 【画像】北米で一番“天国に近い”ゴルフ場に行ってみた 単独首位スタートのキーガン・ブラッドリーが2バーディ、2ボギーの「72」で回り、通算12アンダーで優勝した。昨年の「トラベラーズ選手権」以来となる今季初勝利でPGAツアー通算7勝目。本大会は2018年以来2勝目となった。 前週のプレーオフシリーズ初戦「フェデックスセントジュード選手権」を終え、年間ポイントレース(フェデックスカップ)上位50人が出場。最下位の50位でフィールド入りしていたブラッドリーのランキングは4位に浮上した。 1打差2位から出たアダム・スコット(オーストラリア)も「72」で11アンダーの2位に終わった。開始1番(パー5)でイーグルを決めたが、ハーフターン直後の10番から3連続ボギーをたたいて劣勢を強いられた。サム・バーンズとルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が2位で並んだ。 8アンダー5位にザンダー・シャウフェレ、トミー・フリートウッド(イングランド)、キャメロン・デービス(オーストラリア)、キム・シウー(韓国)が続いた。 今大会終了時点のポイントランキング上位30人が次週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)に進出する。ランク順で初日スタート時のスコアに差を設けるハンディキャップ戦。今季6勝のスコッティ・シェフラーが10アンダー1位から出る。 2位のシャウフェレは8アンダーからティオフ。腰痛のため2日目のスタート前に棄権した松山英樹は前週と同じ3位のままで、7アンダーから3打差を追い、年間王者のタイトルを狙う。