秋篠宮妃紀子さま、国際小児がん学会の式典に出席 英語でスピーチ
秋篠宮妃紀子さまは22日、国際小児がん学会の式典に出席されました。 紀子さまは、横浜で行われている国際小児がん学会アジア総会の式典に出席されました。 紀子さま「この大会が、がんにかかったすべての子どもたちの生活の質を尊重し、子どもたちがよりよい人生を送るためのさまざまな課題を議論する場となることを心から願っています」 この学会は、がんで亡くなる子どもをなくすことを目標に設立されたもので、紀子さまはがんを克服した子どもたちも参加するダンスなどをご覧になりました。 終了後、参加した子どもが「病気を経験してダンスを踊る人がいるというのを、みんなに見てもらいたい」と伝えると、紀子さまは、思いは伝わっているとした上で「これからも楽しみにしています」とエールを送られました。 また、22日のセレモニーでは、佳子さまの学習院初等科での同級生で、日本を代表する若手チェロ奏者・笹沼樹さんが、白血病の闘病の末、去年亡くなった後輩の若手チェロ奏者・山本栞路(やまもと・かんち)さんを追悼する演奏を行いました。 山本栞路さんは天皇皇后両陛下の長女・愛子さまの学習院初等科時代の同級生で、愛子さまは4月、両陛下とともに山本さんをしのぶチャリティーコンサートを私的に鑑賞されています。 紀子さまは、笹沼さんに「いろんなところで演奏して(病気の子どもたちにも)届けたりすることを、これからもやっていくんですね」と声をかけられていました。