リバプールが今季ベティスで好調MFに関心を示すも、獲得はサッカー日本代表MF遠藤航の去就次第か?「退団しない限り…」
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、ラ・リーガのレアル・ベティスに所属するアメリカ代表MFジョニー・カルドーゾ獲得に関心を示しているようだ。クラブ専門メディア『Anfield Watch』は現地時間5日に、同選手獲得にリバプールが今冬の移籍市場で動くかどうかについて報じていた。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング ベティスに所属するカルドーゾは、今季リーグ戦11試合に出場して1アシストを記録。『Anfield Watch』はリバプールが同選手獲得に関心を示している理由について、次のように言及している。 「リバプールは今季リーガで最も将来が期待されるMFの一人に目を付けている。契約は成立するだろうか。クラブは中盤の再構築を完全に終えたわけではないようだ。23歳のアメリカ人選手は、スペインサッカー界で注目選手として頭角を現しつつある。カルドーゾは守備的MFであり、信じられないほど効果的で、今シーズンのラ・リーガでは1試合平均2回のタックルと2回のインターセプトを記録している。また、彼は90分あたり6回のデュエル勝利を記録しており、スペインで最も好調なMFの一人としても評価されている」 カルドーゾを高く評価しているリバプールだが、獲得にはいくつかの問題があるようだ。まず、同じプレミアリーグのトッテナムが同選手に対して優先交渉権を保有していること、また仮にリバプールが獲得に動いた際には移籍金の一部がライバルクラブに入ることを指摘していた。 またサッカー日本代表MF遠藤航についても言及しており、「遠藤が退団しない限り、1月に何らかの動きがあるとは考えられない。日本代表選手は退団の噂が流れているが、差し迫っているという兆候はない」と述べた上で、「今季はカルドーゾがどうなるか動向を観察して、夏に何が起こるか見守ることになる可能性が高いだろう。しかし他のチームが彼を獲得しようと動いた場合、状況は変わるかもしれない」と、移籍市場の動きによっては今冬に獲得に動く可能性もあると伝えていた。
フットボールチャンネル編集部