日向坂46が宮崎県で「ひなたフェス2024」を開催、東京ドーム公演開催もサプライズ発表
「口に出すことは大切」フェス発案者の佐々木美玲
二期生によるMCでは前日のライブで誕生日を祝ってもらった小坂菜緒が感謝を述べた。そしてちょうど日が落ちたスタジアムで、『僕なんか』を切なく歌い上げる。 さらに2021年に開催した東京ドーム公演への道のりや、翌年の四期生の加入を振り返るVTRに続き、四期生が登場。小西夏菜実のセンターの四期生曲『雨が降ったって』をパフォーマンス。続いて、佐々木美玲の「みんなで声だすぞー!」というアオリとともに一期生が走り出てくる。佐々木久美の「腕がちぎれるまでー!」という声を受けて、ファンもメンバーも一体になってタオルを振り回しながら『好きということは…』を歌った。 三期生によるMCでは自然が好きな山口陽世が「(宮崎に)住みたい」と宣言。他のメンバーも同調し5年後に4人で宮崎に住む約束をした。そして丹生明里の「おひさま(日向坂46ファンの総称)、声出していくぞー!」の掛け声で『One choice』。シアー感のあるパープルのツーピースを着たメンバーたちが華やかに歌った。続いては上村ひなののセンター曲『Am I ready?』で、うさぎダンスをかわいく踊る。 ここからは地元コラボコーナーで宮崎各所の祭りを紹介。まずは宮崎を代表する祭り「日向ひょっとこ夏祭り」。ひょっとこのお面を着けた「橘ひょっとこ踊り保存会」の方々が踊りを披露し、ファンは手拍子で盛り上げた。続いては「えれこっちゃみやざき」。チアリーディングチーム「宮崎HEROES」が登場し、人を高く放り上げる大技などを披露し会場を沸かせた。最後は青島地区の「海を渡る祭礼」。激しく神輿を回転させるパフォーマンスに合わせ、ファンも「わっしょいわっしょい」と声援を送った。 そして今回の「ひなたフェス2024」へ至る道がVTRで紹介される。グループの冠番組『日向坂で会いましょう』で「宮崎LIVEフェス計画」をプレゼンした佐々木美玲は、「口に出すことは大切」と語った。正源司陽子は「受け入れてくださるのかなという不安」があったと明かすが、実際にメンバーがプロモーションで宮崎を訪れると「ほんとに皆さん温かくて、実家に帰ったかのような安心感」があったと松田好花が感謝の思いを伝えた。髙橋未来虹も「その温かさに、私達もイベントで恩返しできたら」と抱負を語った。 そして再びライブへ。清水理央の「四期生と声出して、サンマリンスタジアム、揺らせるかー!」というアオリで、疾走感あふれる四期生曲『見たことない魔物』を歌唱。さらに、小西夏菜実の「皆さんの声もっと聞きたいです!叫べますかー!」という声をきっかけに、グループを代表するアゲ曲『キツネ』をパフォーマンス。続けて現行の最新シングル『君はハニーデュー』へ。センターの正源司陽子を中心に、日向坂46らしい元気と明るさが詰まったパフォーマンスを見せ会場を最高潮に盛り上げた。