こっちのけんと、2024年は「ご褒美の一年」 『はいよろこんで』大ヒットを振り返る
■最初はプレッシャーも 『はいよろこんで』が大ヒットした後の新曲
『はいよろこんで』が大ヒットしている中で、10月には『もういいよ』をリリースしました。楽曲には“今の自分が作りたいもの・伝えたいもの”を込めたといいます。 ――『はいよろこんで』の次にリリースすることにプレッシャーは感じていましたか? 「『はいよろこんで』のあとに、こっちのけんとはどんな曲を出すんだろう」って、僕も楽しみにしちゃってたところもあったので、期待に応えた方がいいんだろうなって思って。最初はプレッシャーをすごく感じてたんですけど。でも、そういうプレッシャーを感じている自分も“もういいよ”と思って、とにかく今の自分が作りたいもの・伝えたいものを込めた曲にしようと思って作れたので、最終的にはプレッシャーは感じてなかったです。 ――楽曲『もういいよ』には、どんな思いが込められていますか? いろんな意味で“もういいよ”って言いたいなと思って。これ以上飾らなくていいよっていう自分に向けての“もういいよ”ですし、見ている人に対しても、僕も隠すこともほとんどないから、ちゃんと素の僕のことを見てくれてもいいよっていう意味でも“もういいよ”ですし。あとは、世の中っていろんな意見が飛び交ったりもしてるけど、そういう争いごとももういいから、ただただ優しくしてくれよっていう意味でも“もういいよ”というか。いろんな意味で“もういいよ”って世の中に言ってみたいと思って作りましたね。“もういいよ”って言って、自分の中で区切りをつけたかったっていうのもあるかもしれないです。 ――何に対して区切りをつけたかったのですか? 『はいよろこんで』のおかげで、いっぱい世の中に出させていただいて、自分もちょっと無理してるというか、背伸びしている部分もあったので、この曲を出したきっかけでやめようと思って。着飾るというか、変に背伸びしまくるのをやめようっていうので出して。自分の中での約束事の“決まり美”というので、『もういいよ』を出しました。