那覇市の市場中央通りにある第1牧志公設市場に新たなアーケードが完成し、5日、記念セレモニーが行われました。 　完成したアーケードは、全長およそ50メートルのドーム型の天井で、雨風から歩行者や商品を保護します。工事は、2023年9月から本格的に始まり2024年8月末に完成しました。那覇市は、新しいアーケードが街全体の活性化につながると期待しています。 　知念覚那覇市長は「商業都市・観光都市としての那覇市にとって、このアーケードの再整備が他の商業エリアの再整備を後押しすることを期待しています」と話していました。 　式典では、テープカットならぬ「こんぶカット」が行われました。昆布には、「喜ぶ」や「結ぶ」という意味があり、アーケードに込めた想いが説明されました。会場は三線の音色に包まれ、泡盛や紅白の菓子が振る舞われ、訪れた人々と共に新たなアーケードの完成を喜び合いました。