過熱感が漂う日本株相場でも「上値追い」期待の好調3銘柄
来週の日経平均は3万3000円台で値固めの展開が予想される(撮影:尾形文繁)
6月16日の東京株式市場は、日本銀行が金融政策決定会合で従来の大規模な金融緩和策の維持を決定したことを好感し、後場に入って買いが優勢となった。日経平均株価の終値は前日比220円高の3万3706円と反発し、バブル後高値を更新した。 来週(19~23日)は、日米の金融政策イベントが通過したことで手がかり材料難となりそうだ。日経平均は短期間に急騰を演じているだけに、市場の過熱感は根強く、調整場面を求める地合いとなりそうだ。 ただ一方で、海外投資家を中心に買い意欲は継続していることから、押し目買いのエネルギーも無視できない。来週の日経平均は3万3000円固めの展開が見込まれ、想定レンジは3万2800~3万3900円とする。
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冨田 康夫