奈良育英、東北学院に1-3…全国高校サッカー1回戦
第103回全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)の1回戦が29日、行われ、4年連続17回目の出場となる奈良県代表の奈良育英は東北学院(宮城)に1―3で敗れ、初戦突破はならなかった。 前半、ドリブルで攻め込む奈良育英の有友瑠選手〈10〉(神奈川県のニッパツ三ツ沢球技場で)=近藤誠撮影
奈良育英は序盤、相手にフリーキックを与えて先制点を許し、追いかける展開に。MF森嶋大琥選手(2年)らを中心に反撃し、何度もゴールに迫ると、前半終了間際にFW藤川陽太選手(3年)がドリブルで攻め込み、森嶋選手とのパス交換を経て再びボールを保持した藤川選手が左足のシュートを放ち、同点に追いついた。 後半に入ると、47分に相手選手のヘディングシュートで勝ち越された。DF竹田秦主将(3年)ら全員で再び追いつこうと奮闘したが、76分にもロングパスからのシュートで3点目を奪われ、力尽きた。