富士山とカラフルな花々が共演する「虹の花まつり」が開催中!今年のテーマは「ひと足早い、秋を感じる。」
15品種、約8万株のカラフルな花々が楽しめる「虹の花まつり」が、富士本栖湖リゾートにて2024年8月31日から2024年10月14日(祝)までの期間限定で開催中。富士山の春の風物詩「富士芝桜まつり」の開催地である富士本栖湖リゾートで、秋の花々が楽しめるこのフラワーイベントは、今年で3度目の開催となる。会場の標高は約1000メートルほどで、都心と比べると平均気温は約5℃も低く、「ひと足早い、秋を感じる。」という今年のテーマの通り、秋らしい涼しさを体感できるスポットになっている。今回は、「虹の花まつり」の見どころや日帰り旅で一緒に回れるスポットについて担当者に話を聞いてみた。 ――「虹の花まつり」の狙いについて教えてください。 【写真】SNS映えする「虹色の海を旅する小舟」 雪をまとった富士山とピンクに埋め尽くされた芝桜が楽しめる、春の風物詩でおなじみの富士本栖湖リゾート。春とは違う、緑が美しい富士山をバックにカラフルな花々が一面に広がる風景を多くの人に知っていただきたいという想いから、2022年より「虹の花まつり」をスタートさせました。四季折々の違った顔を見せる富士山を臨みながら、標高1000メートルの高原のお花畑をお楽しみいただけます。 ――「虹の花まつり」で見られる景色について、イチオシとなるものを教えてください。 お花畑のなかにはフォトスポットが点在し、色とりどりのお花と富士山をバックに写真撮影をしていただけます。特に、昨年より登場した「虹色の海を旅する小舟」は人気のスポットです。ほかにも、東京藝術大学デザイン科の学生がデザインしたフォトスポットもあり、秋の富士山の絶景とともに、SNS映えする写真を撮ることもできます。 ――東京藝術大学デザイン科の学生とのコラボレーションに関して、アイデアはどのようにして生まれましたか? 現在、富士山周辺で事業を展開する観光施設を舞台に、富士山エリアの新たな魅力やオリジナリティをアートの力で創造するというテーマで、富士急行と東京藝術大学デザイン学科箭内研究室とともにプロジェクトを立ち上げ、実施しております。そのうちのひとつのプロジェクトとして、富士本栖湖リゾートの花畑に合ったフォトスポットを考えていただきました。学生のアイデアについては、たくさんの候補の中から富士本栖湖リゾートの花畑と合うフォトスポットを決定しました。学生の皆様に実際にご来場いただき、表から見ても裏から見ても作品となるようにデザインをしていただきました。 ――山梨県ならではのグルメも楽しめるとのことですが、イチオシのメニューを教えてください。 山梨県産のシャインマスカットとなめらかなエスプーマがたっぷりと乗った、写真映え間違いなしのかき氷や、名物の富士山の溶岩をイメージした真っ黒な「富士山溶岩からあげ」などがおすすめです。ほかにも庭園を散策しながら、ワンハンドで楽しめるフードを取りそろえています。 ――「虹の花まつり」と一緒に巡ることができるおすすめのスポットなどあれば教えてください。 富士山をはじめとする美しい山々の景色を車窓から一望できる「身延ロープウェイ」や 日本最大級の純木造浴室の「ふじやま温泉」など、おすすめのスポットが多数ございます。ほかにも富士急ハイランドをはじめとした、周辺のおすすめ日帰り観光スポットの入場券をセットにしたお得なチケットもオンラインで販売しております。ぜひチェックしてみてください。 ――最後に読者に一言お願いします! 園内ではワンちゃんも楽しめるドッグランや、ワークショップ、園内クイズラリーなど散策以外の楽しみも増えました。色とりどりの花々に囲まれながら、ひと足早い秋の訪れをお楽しみください。 ひと足早い秋の訪れを感じられる富士本栖湖リゾートの「虹の花まつり」。イエロー、レッド、ピンク、オレンジといったさまざまなカラーのジニア、ヒマワリを小さくしたような鮮やかな黄色が美しいルドベキア プレーリーサンなどたくさんの花々が、まるで秋の訪れを祝っている。ぜひドライブの際に訪れてみてはいかがだろうか?また、今年は公式Instagramやライブカメラを通して、開花状況の確認もできるとのこと。富士山と色彩豊かな花々のコラボレーションが織りなす秋景色は要チェックだ。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。 文=平岡大和