「ワイシャツの寿命」ってどのくらい? 同じものを「5年以上」使い続けているなら買い替えるべき?
ビジネスシーンで欠かせないワイシャツを毎日着用している人も多いでしょう。しかし、買い替えタイミングを把握している人は少ないかもしれません。買い替えがもったいないと感じ、5年以上同じものを使用している人もいるでしょう。 本記事では、ワイシャツの寿命の目安や買い替えを判断するポイント、長持ちさせるコツなどを紹介します。
ワイシャツの寿命は2年前後
ワイシャツには寿命があり、一般的な目安は2年前後といわれています。着用し続ければ汚れたり傷んだりするとともに、洗濯の繰り返しによるダメージが蓄積していきます。ただし、素材や生地、着用頻度、洗濯方法などによって異なる可能性があるため、2年前後はあくまで目安の寿命であることを覚えておいてください。
ワイシャツの買い替えタイミングは?
ここでは、ワイシャツの買い替えタイミングを見極めるためのポイントを紹介します。 ■首や袖まわりが黒ずんできたとき 首や袖まわりの黄ばみが目立つようになってきたら買い替えを検討しましょう。ワイシャツの黄ばみは、繊維に付着した皮脂の酸化が原因です。 また、黒ずみは皮脂にほこりが吸着して定着したものだとされています。黄ばみや黒ずみは、最初のうちは洗濯によってきれいに落とせますが、時間が経つにつれて繊維の奥に入り込み、洗濯やクリーニングに出しても落としにくくなっていきます。汚れ落ちが悪くなり、黄ばみや黒ずみが目立つようになってきたら、買い替えのタイミングと捉えましょう。 ■しわやヨレがなおらなくなってきたとき ワイシャツのしわやヨレが目立つようになってきたら、買い替えのタイミングです。着用と洗濯を繰り返していると、どうしても繊維が劣化していき、ハリがなくなっていきます。アイロンをかけてもしわやヨレが残ってしまい、風合いや肌触りが変わったと感じたら買い替え時だと考えられます。 ■生地の擦れやほつれが目立ってきたとき ワイシャツに生地の擦れやほつれが目立ってきたら、新しいものに買い替えましょう。何度も着用していれば摩擦によって生地が擦れ、ほつれが生じます。ほつれが一部のみであれば応急処置をして着用できるかもしれませんが、ほつれや擦れなどの劣化が多くみられる場合は、買い替えタイミングと考えるのもよいでしょう。