『THE W』女王が大阪凱旋ライブ開催で“本音”「賞金が入ってないから金欠度がえぐい」
にぼしいわしが『THE W』制覇後3度目の地元の舞台
昨年の女性芸人No.1決定戦『THE W 2024』で優勝したにぼしいわしが8日、大阪市の「新世界ZAZA HOUSE」で大阪凱旋(がいせん)ワンマンライブ「にぼしいわしの大阪凱旋ライブ~OMATASE~」を行った。共に大阪府出身の香空(きょうから)にぼしと伽説(ときどき)いわしは、『THE W』制覇後3度目となる地元の舞台で漫才、コントに加え、映像を駆使しながら約100人を笑わせた。 【写真】芸歴12年目で悲願の『THE W』優勝...にぼしいわしの全身ショット 2019年、20年、22年に続く4度目の決勝で頂点をつかんだ最終決戦の”アイドルネタ”は「応援上映」と銘打った。ネタを披露する2人の後ろのスクリーンには、観客に対する「声出して『確かに』」「優勝を確信した拍手笑い」などの指示が映し出され、誰もがノリノリで従った。 優勝賞金1000万円を2人はまだ受け取っておらず、ネタ中にいわしが「賞金が入ってないから金欠度がえぐい」と”本音”を入れ込んだ。使い道については、さらなる飛躍を目指すべく全国ツアーの資金にしたいと明かした。その全国ツアーでファンへの感謝を伝えると同時に、新しいファンと出会う場にしたい考えだ。 約1時間半のライブに全力を注いだ2人。いわしは「無事に皆さんのおかげで優勝できました」と思いを口にし、にぼしは両手を広げて「拍手を吸い込みたい」と笑顔で語った。 所属フリーとして初めて『THE W』を制したコンビに、仕事は続々と舞い込んでいる。2日にはニッポン放送『オールナイトニッポンX(クロス)』に出演し、9日には関西テレビ『座王』の収録があるという。 高校の同級生でNSC35期生のにぼしいわしは、13年にコンビを結成。23年に東京に進出した。昨年の『THE W』は最終決戦で紺野ぶるま、忠犬立ハチ高と争って優勝した。NSC同期にはゆりやんレトリィバァ、濱田祐太郎、田津原理音の歴代R-1王者、ガンバレルーヤ、からし蓮根らがいる。
ENCOUNT編集部