駿台学園、FW丸家英がV弾!明星学園を1-0で下し1次予選突破
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が9月16日に行われ、駿台学園が明星学園を1-0で下し2次予選進出を決めた。 【フォトギャラリー】明星学園 vs 駿台学園 立ち上がり、中央を固めて守る駿台学園に対して、推進力ある攻撃と切替えの早い守備でボールを奪取し押し込んでいく明星学園は、サイドからのクロスなどでチャンスを創出していく。 しかし、最初に会場がどよめくチャンスを作ったのは駿台学園だった。21分、MF17鈴木真育(2年)がショートカウンターから強烈なミドルシュート。しかし、これは惜しくも大きな音を立ててクロスバーを直撃。 主導権を握る明星学園は37分、DF5尾澤志優(3年)がCKを頭で合わせるもGK正面。前半は多くの時間でボールを保持していた明星学園だったが、スコアレスのまま前半を折り返す。 後半に入ると一転、足が止まった明星学園に対して、駿台学園には連動性が生まれ、試合の主導権を握っていく。すると52分、右サイドのクロスをファーサイドで折り返し。ゴール前に走り込んだFW19丸家英(3年)が押し込み先制点を奪取。 先取点を奪った駿台学園は、さらに勢いを増し、追加点を狙って相手ゴールへ襲いかかる。一方、明星学園は交代カードを切りながら反撃に転じるも、相手ゴールを最後までこじ開けられず。後半に見事に立て直した駿台学園がウノゼロ勝利を収め1次予選を突破した。 (文・写真=田原豊)