肥満傾向の子どもの割合が全国よりも高い宮城県
khb東日本放送
幼稚園児から高校生までを対象にした国の健康調査で、宮城県の多くの年代で肥満傾向にある子どもの割合が全国より高いことが分かりました。
文部科学省は、5歳から17歳までを対象にした学校保健統計調査で毎年子どもの発育や健康状態を調べています。 調査によりますと、2023年度の身長別標準体重などから算出した宮城県の肥満傾向児の割合は、男子の小学1年、高校1年と高校3年、女子の高校1年を除く学年で全国平均を上回りました。 女子の幼稚園児と小学3年は、全国で1位となりました。 一方、肥満傾向児の割合が前年の調査を下回った性別学年が半数以上に上っていて、宮城県は「コロナの制限無く教育活動が再開され、活動機会が増えたことも理由の1つではないか」としています。 宮城県教育委員会は、引き続き体を動かすことやバランスのいい食事をとることなど、基本的な生活習慣を家庭と連携しながら呼び掛けていくとしています。
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